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何かを成し遂げるにはリスクがつきもの!仕事で\"考えすぎる性格\"の人に共通する3つの考え方

Shingo Hirono

2014/05/23(最終更新日:2014/05/23)


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何かを成し遂げるにはリスクがつきもの!仕事で"考えすぎる性格"の人に共通する3つの考え方 1番目の画像
by AIB London
 仕事に対して慎重な姿勢で臨むのは好ましいですが、仕事を考えすぎてしまっては、全く作業が進まなくなってしまいます。過剰に考えすぎてしまうと本来考えなくてよいことまで考えるようになってしまい、心配ばかりが先走り仕事のスケジュールに遅れが出てしまいかねません。

 仕事で考えすぎる人には、共通の特徴があるのです。今回は、仕事で考えすぎる性格の人に共通する考え方を紹介します。

失敗を恐れる

 仕事で考えすぎる人は、すぐに失敗した時のことを考えます。失敗したらどうしよう、そんなことばかり考えているようでは、仕事を前に進めることなどできるはずがありません。あらかじめ失敗を想定しておくことは悪いことではありませんが、失敗のイメージに捉われるあまり考え過ぎるようでは、せっかくのビジネスチャンスを逃がしてしまうことになるでしょう。

 仕事に失敗はつきもの。全てが滞りなく、うまくいく仕事などほとんどないのですから、失敗した時の心配ばかりせず、成功した時のイメージを強く持ってポジティブな思考で仕事をする姿勢が重要です。

 あらかじめ失敗を想定して置くのは重要なことですが、過剰に想定してしまうと今度は何もできなくなってしまいます。リスクをきちんと分析した上で、正常な範囲でリスクを見積もることが仕事の質を上げることに繋がるのです。

情報を重視しすぎる

 ビジネスにおいて情報収集は必須の作業ですが、その情報の重要性をどのように評価するのかは個々の判断によります。仕事で考えすぎる人は、集められたすべての情報を重視しすぎる傾向にあり、膨大な情報に振り回された結果、まったく仕事が追い付かない状態に追い込まれてしまうのです。

 仕事で集められる関連情報には、有益な情報もあれば信頼性の低い情報もあります。情報を活用するというのは、全ての情報を価値あるものとして扱うのではなく、信頼できる有力な情報と信頼できない価値の低い情報をきちんと見分けることです。情報を大切にするのはいい考えですが、その情報が大切にするべき情報であるのかどうかの判断は、個人の責任で行わなければなりません。

 重要なのは情報の数ではなく質であり、その情報がどのように活用できるのかという発想力です。時には情報を分析するよりも、さっさと実行に移した方が良い結果が出るケースもあります。情報に振り回されるのではなく、情報を使いこなす能力が求められるのです。最終的な仕事の責任をとれるのは自分だけ。覚悟を持って仕事をすることが、行動力を生み出す源になるでしょう。



 仕事で考えすぎるのは、ポジティブに捉えればそれだけ慎重だということでもあります。考えすぎることが周囲にどのような影響を与え、どのようなマイナスになるのか、それを理解しなければ考えすぎからの脱却は不可能と言えるでしょう。

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