仕事を進める中では、実は心理学は欠かせないものです。そもそも仕事には対人関係は不可欠ですから、交渉や議論などでも必要ですし、人をまとめる上でも必須のものとなります。また、対人のみではなく、自分自身の仕事の進め方においても、上手く心理学を活かせるならば効率を大きく上げることも可能です。ここでは心理学を仕事にどのように活かせるのかを、見ていきたいと思います。
仕事の進め方に活かせる
仕事を進めるにあたって必要なツールとして、タスク管理やタイムスケジュールなどがあります。仕事を進める順序を決めるわけですが、基本的にはタスクの重要度や緊急度に応じて決めることになります。
ただし、ここで注意するポイントがあります。そのタスクを実行するのは、感情を持った人間ですから、たとえ理論的には効率化されたスケジュールであってもその通りに行えるわけではありません。たとえば最初にはエンジンをかける意味でも取り組み易い仕事を持ってくるとか、じっくり机に向かう仕事のあとに体を動かす作業をすると調子が良いなど、心理学的なものが左右することになります。
話し合いをまとめる
一番心理学を活かせる場としては、話し合いがあるでしょう。意見の異なる人同士をいかにまとめるのか、どう妥協点を探し出すのかという点においては、心理学は欠かせません。力まかせに正論(と自分には思えること)を振りかざしてみても、他人を動かすことはできないのです。人を動かすのは正論ではなく、心理学です。これはチームリーダーとしても必要なものです。価値観の違うチームメンバーをいかにまとめるのかは、心理学を用いることによって左右されると言っても過言ではありません。
仕事の頼み事をする時にも
忙しい時には仕事を頼んだり頼まれたりという事はよくある事です。そんな時にも心理学は活かせるのです。どうにも頼みづらい相手であったとしても、心理学を上手く利用することによって快く引き受けてくれることにもなります。逆に自分がどうしても手詰まりで引き受けられない時には、相手に不快な思いをさせずに断わることができます。
まとめ
以上のように、様々な場面で活かせる心理学ですが、その特徴は自分自身のことに対しても上手く心理学を利用することにより、自分の感情をも上手くコントロールすることができるということです。常に平常心でいられるということは、ビジネスにおいて強みと言えます。仕事に活かし、成果を上げていきましょう。
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