仕事には基礎と応用があります。教えられたことをそのまま身に着けるのが基礎力ですが、では、応用力とはどのようなものなのでしょうか?今回は、仕事で求められる応用力とはどういうものであるのか、考えてみたいと思います。
基礎の上に自分なりに積み重ねるもの
「言われたことしかしない」と批判されるタイプの人がいます。もちろん、言われたことをきちんと成し遂げられるのも当然必要なことです。しかし、言われたことだけをやるだけというなら、その人のかわりとなる人材はいくらでもいるでしょう。誰でもできる仕事はいやだという人は、まず応用力を身に着ける必要があるのです。
応用勅は、基礎がすべてできた後に、自分なりの工夫を加えるといことです。その工夫のつけ方は人それぞれなので、応用の仕方がその人の個性になります。つまり、応用力は基礎の上に積み上げるものであると同時に、その人ならではの個性になりうるのです。
相手の期待以上のものを提供する
仕事とは、誰かの何らかのニーズを解決するために存在しています。そして、そのニーズの最低限の部分を満たすのが基礎です。では、その上にある応用力とは何なのでしょうか?困っている誰かの立場になって、困っている人が求める以上のサービスを提供することが応用力なのです。
相手の立場にたって、自分の知識や経験、能力などを活用して、考える。そして相手の望む以上のものを提供できるということが、仕事に求められる応用力です。どのようにニーズ以上の価値を提供するのかは、一人一人が考えなくてはいけません。一人一人の思いやりの仕方や、価値の作り方が応用力であり、個性なのです。
基礎はもちろん必要ですが、仕事は基礎だけできていればいいというものではありません。応用力とは何かを理解して、自分だけができることは何なのか考えてください。
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう