一緒に仕事をしていて嫌な気分になる人というのは多くいますが。その典型例の一つが、ダメ出しばかりする人です。根拠のある指摘なら参考にできますが、単に自分のストレスを解消するためにダメ出しをする人は、上手に対処しないとこちらのストレスがたまるばかりです。今回は、ダメ出しする人を二種類に分け、その対処法を紹介します。
人より優位に立ちたい人
人と人との関係性を勝ち負けで考えるタイプの人は、自分が相手より優位に立つためにダメ出しをしてきます。このタイプは自分より優秀な部下に対して特にダメ出しをしてくるので、業務遂行上も大きなマイナスになる人物です。
このタイプと一緒に仕事をする場合は、わざと下手に出たり、お世辞を言ったりするのが効果的です。あなたの方が上だとこちらからはっきりと示してやれば気分がよくなり、自分を優位に立たせるためのダメ出しをしなくなります。
このタイプの人間には「自分には力不足で仕事が終わらない」といって仕事を押し付けてしまいましょう。弱みを見せたり人に負けるのが大嫌いですから、無理をしてでもあなたのできなかった仕事を片付けようとするはずです。
自分のやり方にこだわる人
自分の仕事のやり方にこだわるタイプの人は、他人が自分と違う仕事のやり方をすると途端に機嫌を悪くしてダメ出しをしてきます。
こうした人には、その人が尊敬する人物を利用するとよいでしょう。このタイプの人間は一種の職人的なこだわりを持っていますから、自分のやり方を人に押し付ける反面、自分が尊敬する人物には頭が上がりません。もし上司がこだわり型のダメ出し人間だった場合、上司が尊敬している人物に仲介を頼むか、上司が尊敬している歴史上の偉人の言葉を持ち出して対処しましょう。尊敬する人間の言葉であれば真摯に耳を傾けて、素直に意見を聞き入れるはずです。
ダメ出しする人と一口に言っても、ダメ出しの種類によってタイプは異なります。まずはどのタイプなのかを見極めて、適切な対処法を探ってください。
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