人生も仕事も同じように、常に判断の連続で進んでいきます。自分には判断力が無いと日頃から感じている人は、的確な判断をする人に対して憧れるのではないでしょうか。
判断力は、鍛えていくことで洗練されていきます。今回は、短い時間で判断力が鍛えられるような2つのトレーニング法をご紹介します。
判断基準をシンプルにする
いくら判断力の優れている人でも、100%いつも判断が正しいということは絶対にありません。それに判断といっても、Aの側から見たら正しくてもBの側から見たら間違っている、もしくは短期的に見れば正しく長期的に見れば間違っているなどなど、判断の正否をどういった視点から捉えるのかという問題もあります。
では、自分の判断が正しいのか間違っているのかどうジャッジしたらいいのかということになりますが、そのひとつの目安として「後悔しない」ということは重要な指標になります。
自分の下した判断に後悔しないためには、自分がどうしたいのか、何が期待されているのかということをシンプルに把握していくことが大事です。本当は自分はどうしたいのかということを突き詰めて考え、シンプルな基準を持つことで判断力は研ぎ澄まされていきます。
2つのモードで判断する
近視眼的にみるとわからないことでも、俯瞰して見るとわかることがあります。たまには取り組んでいることから離れて、サウナにいったり散歩をしたりしながらぼんやり思いを巡らせてみてはどうでしょうか。
リラックスしている時の脳の状態は、仕事に実際に取り組んでいるときの状態とは違います。そのときの視点でぼんやりものごとを眺めて見ると、おもわぬヒントが得られて判断がしやすくなったりします。
ものごとに思いっきり取り組むモードとぼんやり思いをはせるモードの、2つのモードがあると冴えた判断ができるようになります。トレーニングというほどストイックな方法ではありませんが、判断力を鍛えるには良い方法なのでぜひ試してみてください。
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう