ビジネスにおいて、その場その場で判断をくださなければならない機会は多くあります。しかし、ビジネスマンの誰もが良い判断を下す事が出来るとは限りません。ここでは、判断力がない人はなぜ判断力が低下しているのかについてその原因を述べていきます。
順序立てて考える事が出来ていない
仕事で直面する大きな判断は、小さな判断の積み重ねです。フローチャート式で考えると分かりやすいですが、スタートからゴールに至るまで、「YES」か「NO」でいくつか枝分かれしながら進んでいく様なものです。
この時、小さな判断をどの様に下していけば良いのか、さらに、その小さな判断を下す際に必要な考えなければならない事が何であるかについて考える必要があります。そのことが、分からない事であったり、教えてもらっていない事であるのかもしれません。それを改善しないでいると、結果として考えていく思考力が低下し、判断力がない状態へと陥ってしまいます。
判断する機会が少ない
自分で自分の事を決めるという事は、ある程度成長してからは皆が行っている事のはずです。しかし中には、それをやらなかったり、出来なくなってしまった人もいます。よく言われる「親の敷いたレール」というのはその典型です。
ただ、本気でそのレールに乗ってしまうと、自分が考えなくても自分の進路は親が決めてくれてしまうので、自ら判断をしようという気も起きなくなってしまいます。こうなると、「自分には判断力がない」という事が自分でも分からない、という様になってしまうため、さらなる判断力の低下へとつながっていきます。
ダメ出しをされすぎた
社会人になり、最初は自分で色々な事を考えて提案し、意見し、やる気をもって仕事に取り組んできた人は多くいるでしょう。しかし、上司や会社の方針によって、その想いを潰されてしまうケースは少なくありません。
「上から言われた事だけやっていればいい」という会社や、出された意見に何かにつけて細かくグチグチと注文をつけて、結果やる気を奪ってしまうという上司は沢山います。この様な上司の下や会社で働いてしまうと「結局、自分が意見を出しても何も変わらないんだから、考えない方がマシだ」と思ってしまいやすくなるので、そうなると、考えようとする事をやめてしまいその力が低下し、判断力が無くなるという結果になってしまいます。
上記のように、判断力がないと言われる原因には色々考えられます。判断力がない人は、まずは自分の判断力が低下してしまった原因を突き止めてみましょう。
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