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共感力を高める方法!明日から職場でのコミュニケーションを取りやすくする2つの能力

田部貴紀

2014/05/22(最終更新日:2014/05/22)


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 あなたは共感力ときいてどんなことを想像しますか。相手の話しに感情移入できる力のことでしょうか。それとも相手に自分のことを分かってもらうことが共感力のことでしょうか。実はこの能力を高めることで、コミュニケーションが今までよりはるかに円滑になり、仕事上の効率の意思疎通も格段にやりやすくなります。また、日常生活を送る上でもバツグンの効果を発揮しますので、この記事を参考に共感力をしっかりと高める方法を身につけていただければと思います。

傾聴姿勢が重要

 では最初に、冒頭で投げかけた共感力とはという問いに対する答えを示しましょう。それは「傾聴する力」のことです。ここで「傾聴って何」という方へ簡単な解説を入れておきましょう。人の「きき方」には2種類あるといわれ、音として「聞く」のか心を入れて「聴く」のかのどちらかになります。傾聴とは相手の話を真剣に「聴く」ことで、より良いコミュニケーションをとるためには必須のスキルとされています。また、共感力を高める協力な手段でもあります。ではどういった状態のことを「傾聴する」というのでしょうか。

 分かりやすい例えを紹介しますと、「相手の靴をはいた気持ちになって話を聴く」というものがあります。イメージしてみてください。目の前で自分に向かって話している人のはいている靴。それを今自分がはいている靴と置き換えてみます。履き心地はどんなものでしょうか。少し窮屈ですか。ぶかぶかですか。そんなことを考えているうちに、あなたは「自分」という立場を忘れ目の前にいる相手が自分に憑依したかのような一体感を得られるはずです。このような一体感を伴って話しを聴く事こそが傾聴していることになります。

相手の話を引き出す

 実際に傾聴を意識して会話に臨むと、いかにそれが難しいのかを痛感することになります。今までどれほど無意識レベルで人の話を聴いていたかを思い知らされます。これでは共感を生み出すことは難しいので、さらに使える技をご紹介します。「相手の話を引き出す」ことを意識しましょう。「この人は私の話をよく聞いてくれる。共感してくれている」と相手に思ってもらう最も手っ取り早い方法は、相手にとにかく話してもらうことです。そのため会話を促すような相槌をしたり「それで?」とか「続けて」などといった会話の誘い水となる一言で相手にたくさん話しをしてもらいましょう。大体ですが、話す:聴くを3:7の割合で行うことを目安にしてみましょう。

 この2つの能力を身につけて共感力を高め、良い人間関係を構築できるよう頑張りましょう。

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