自分からは動いてくれない、いわゆる指示待ち部下に苦労している人も多いでしょう。そうした部下を動かすにはどのようなことをさせればいいのでしょうか?今回は指示待ち部下に自主性を持たせるために身に着けさせるべき力を紹介します。
疑問を持つ力
今何をするべきなのか?何故この作業をするのか?何故上司はこれを支持したのか?など、とにかく疑問を持たせることが重要です。疑問を持てば、それに対する解決策を求めるようになり、次第に自主性が身に付くのです。
疑問を持つことが部下のスキルアップにつながり、そのうちある程度のことは指示をださなくても自分で判断できるようになるはずです。そのためには、部下が色々なことを考えるように促すべきです。
自分から質問する力
部下が質問をする力を磨かせことも重要です。部下の手が空いてしまった場合や、どうしたらいいのか分からなくなった場合に、部下が自主的に指示を仰ぐようにしないといけません。その時には、部下の聞き方にも注目します。
望ましい質問の仕方は、「ここでは何したらいいですか?」や「この場合、どうしたらいいんですか?」といった抽象的なものではなく、「今手が空いたので○○をしようと考えているのですが、よろしいでしょうか?」 や「○○な状況なので、○○するために××しようと思うのですがいいでしょうか?」というように、提案を含んだ質問です。自分の考えを入れて指示を仰ぐだけなのですが、これでも自主的に考える習慣をつけるための訓練にもなるのです。
これらができれば、後は部下が自主的に動けるようできる限り裁量を与えてください。制限しぎると自主性を失うことにつながるので、制限をかけるときは、できる限りその範囲と理由を説明してあげてください。
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