HOMEビジネス 今日も残業だった...!「ノー残業デー」を実現させるための3つの効果的なアナウンス方法

今日も残業だった...!「ノー残業デー」を実現させるための3つの効果的なアナウンス方法

Kazuhiko Tanabe

2018/09/04(最終更新日:2018/09/04)


このエントリーをはてなブックマークに追加

今日も残業だった...!「ノー残業デー」を実現させるための3つの効果的なアナウンス方法 1番目の画像
 普段から多くの業務を抱えている社員にとって残業を行う事が当然のように習慣化してしまっている企業が多くなっています。

 しかし本来は、仕事は就業時間内に終わらせるのが理想的でありそれが社員にとっても健康的な生活を行う土台になるべきです。また、企業側の立場としては残業代の支払いもばかにならず、経費削減という観点からも社員の残業は極力減らしていきたいところです。

ただ「ノー残業デー」を実施しているだけではいけない

 このことからノー残業デーの取り組みを実施している又は就業規則に盛り込んでいる企業も多くあります。

 しかし、ただ掲げているだけではあまり社内に浸透しません。意識してノー残業デーを宣伝し社員一人一人に取り組みを徹底させる工夫を行うことが必要になってきます。

 その工夫の一つがアナウンス方法です。効率的に且つ効果的に社員に向けたアナウンスを行う方法をいくつかご紹介したいと思います。

定期メールを送る

 例えば月1回ノー残業デーを設定している場合、おそらく社員はどの日が該当日か忘れてしまい普段通りに仕事を進めてしまいます。結果としてノー残業デーは忘れ去られ定着しないまま終わってしまうのです。

 そこで、定期的にノー残業デーのメール連絡を行って社員に日程をリマインドしていきます。
 例えば月の初め・ノー残業デーの週の初め・ノー残業デーの前日・ノー残業デー当日に「○日はノー残業デーです」というタイトルのメール配信を行い実行を徹底させるというやり方です。

 また、毎週決まった曜日にノー残業デーを設定している場合はノー残業デーの前日及び当日に同様のメールを送信する程度で充分です。アナウンスとしてメールを利用する効果は全員に一斉連絡を行うことができる点です。

社内アナウンス

 ノー残業デーの前日及び当日に「今日はノー残業デーです」「定時に帰宅しましょう」といったアナウンス放送を流します。

 当日のアナウンスのタイミングは、就業時間開始後及び就業時間終了30分前等にアナウンスを流すとより効果的です。

 アナウンス放送の効果は、人の声で直接呼びかける事が出来る点と帰宅直前のタイミングで社員に帰宅を意識させる事が出来る点です。積極的に使用するようにしましょう。


管理職が積極的に実行

 いくら上記のように社員全員にノー残業デーを呼びかけたとしても、部署内が帰宅しにくい雰囲気であったり管理職がいつまでも職場に残っている環境では社員はなかなか定時帰宅を実行に移せません。

 それでは折角のアナウンス効果も薄まってしまいます。そのためにまずは管理職を集めてノー残業デーの必要性と社内での徹底を呼びかけましょう。

 そうして、上記のアナウンスが流れた場合は更に管理職が部下達に対しノー残業デーを呼びかけ、その日は残業なく定時に帰るように促してもらいます。

 そうする事で部下達は実行に移しやすくなります。そういった職場の雰囲気がノー残業デーという社内文化を定着させていく事につながっていくと思います。

 この3つの手法を使うことで社内にノー残業デーの雰囲気が作り上げられます。もしノー残業デーを取り入れたい会社やノー残業デーを今後導入したいと考えている会社はこの3つの手法を実行してみてください。

残業が常態化している……そんなときは転職を検討してみよう

 ノー残業デーがあるにも関わらず、残業が常態化しているような企業で働いていて、月の残業時間が多くて心身ともに疲れ切ってしまっている、という人も少なくないだろう。

 どれだけ一生懸命働いても、自分自身の健康が守れなければ元も子もない。

 「どうしても残業が避けらない……」という環境に身を置いてしまっているのなら、心身に限界がくる前に転職を検討してみよう。

残業がない会社を探すなら『リクナビNEXT』

今日も残業だった...!「ノー残業デー」を実現させるための3つの効果的なアナウンス方法 2番目の画像

 『リクナビNEXT』は株式会社リクルートキャリアが運営する転職サイトだ。 

 会員登録をすれば、求人情報の検索やスカウト機能などを無料で利用することができる。

 検索機能が充実しており、職種や勤務地など一般的な条件に加えて、「残業がない会社」「若い世代が活躍する会社」などのように、こだわりの条件で絞った求人を閲覧することができる

 スマートフォンアプリもあり、場所に縛られず求人をチェックすることができるため、忙しいビジネスパーソンにおすすめの転職サービスだ。


hatenaはてブ


この記事の関連キーワード