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行き詰ったらまずは分析!問題解決手法として覚えておきたい「4つのP」

Takeshi Sugiuchi

2014/05/17(最終更新日:2014/05/17)


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by paul bica
 ビジネスの場では毎日が困難との戦いです。立ちふさがる難題を退けることで、仕事は前進するのです。そこで持っておきたいのが解決能力です。問題解決能力を付けるうえで知っておきたい「4つのP」を紹介します。

4つのPの中身

 「4つのP」は、ソーシャルワーク研究者のパールマンが提唱した、ケースワーク補助に必要な要素です。問題解決のための4つのPは、以下の通りです。

人(Person:援助を必要とする人)
問題(Problem:解決すべき課題)
場所(Place:援助を行うための場所)
過程(Process:問題解決への行動や選択の過程)

出典: 社会福祉士: ことのはのはこ
 何か課題があった時には、必ずこれらの要素が関わってきます。問題を抱えている人は、一度「4つのP」を分析してみてはいかがでしょうか。

意外なボトルネックが見えるかも

 4つのPは、本来はビジネスの言葉ではなく、ソーシャルワーク補助のために生まれた言葉です。ケースワーク補助とは、社会福祉士などのための用語で、困難な課題を持った患者を主体的に暮らせるようにするための支援活動のことです。

 しかし、ビジネスのための言葉ではないからと言ってビジネスに活かせないというわけでありません。介助がそうであるように、多くのビジネスは常に問題の先に何らかの「相手」がいます。それは営業やコンサルタントに限ったことではありません。それらのケース一つ一つについて、一見似た問題に見えても4つのPをつぶさに分析すれば、その問題に固有の解決法が見えてくるのです。


 いかがでしょうか。問題に直面した時は難しく考えず、まず問題を冷静に分析する必要があります。そんな時にはぜひ、この4つのPを使ってみましょう。 

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