

インターンの採用も始まり、面接官としてデビューするという方も多いのではないでしょうか。しかし、面接では、してはいけない質問事項があります。ここでは、面接で質問してはいけない禁止事項を紹介していきましょう。
家族のことなど個人でどうにもできないこと
・本籍・出生地に関すること (注:「戸籍謄(抄)本」や本籍が記載された「住民票(写し)」を提出させることはこれに該当します)
・家族に関すること(職業、続柄、健康、地位、学歴、収入、資産など)(注:家族の仕事の有無・職種・勤務先などや家族構成はこれに該当します)
・住宅状況に関すること(間取り、部屋数、住宅の種類、近郊の施設など)
・生活環境・家庭環境などに関すること
採用するかどうかを判断する時に、個人の能力以外で判断してしまうのは、ルール違反です。個人でどうにもできない事項に関しては、聞いてはいけないことになっています。いわゆる「コネ入社」につながらないためにも重要でしょう。
結婚や出産の予定
会社としては、「すぐに寿退社されたらどうしよう?」「育児のために休まれたら痛いな・・・」という心配があるのだと思いますが、これを直接的な質問として面接時に聞くのはルール違反です。
面接で、出産の予定であったり、結婚する予定を聞くのは禁止です。これらの質問は、人によっては不快な思いをすることもあり、セクハラに繋がります。
「この質問、必要?」と思ってしまう質問
Q.面接で「この質問、必要なのか?」とうたがってしまうものを教えてください(複数回答)
1位 彼氏(彼女)はいますか? 23.3%
2位 親の職業は? 22.1%
3位 あだ名は? 17.3%
4位 休日は何をして過ごすの? 16.6%
5位 血液型は? 16.1%
採用に関係のない質問もしてはいけません。興味本位で聞いてみたいこともあると思いますが、面接官として質問することが重要なようです。
意外!?よく聞く気がするのに禁止されている質問
「愛読書は何ですか?」
愛読書を聞くことは、個人の思想に関わることとされており、禁止となっています。このことを考慮して、「最近読んだ本は何ですか?」という言い方をして聞いている面接官が多いようです。
「将来何をしたいですか?」
こちらも信条に関わることとして禁止されています。「弊社でのキャリアプランを聞かせてください」という形で聞いて禁止事項を回避しているようです。
面接官として必要なことは、公平に人材の判断を下すことです。禁止事項とされている質問は、そのような公平な判断ができなくなる要因となるようですので、してはいけないと肝に銘じておきましょう。
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう