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面接官デビューする前に!採用面接で質問してはいけない禁止事項4つ

椿龍之介

2014/05/15(最終更新日:2014/05/15)


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面接官デビューする前に!採用面接で質問してはいけない禁止事項4つ 1番目の画像
 インターンの採用も始まり、面接官としてデビューするという方も多いのではないでしょうか。しかし、面接では、してはいけない質問事項があります。ここでは、面接で質問してはいけない禁止事項を紹介していきましょう。

家族のことなど個人でどうにもできないこと

・本籍・出生地に関すること (注:「戸籍謄(抄)本」や本籍が記載された「住民票(写し)」を提出させることはこれに該当します)
・家族に関すること(職業、続柄、健康、地位、学歴、収入、資産など)(注:家族の仕事の有無・職種・勤務先などや家族構成はこれに該当します)
・住宅状況に関すること(間取り、部屋数、住宅の種類、近郊の施設など)
・生活環境・家庭環境などに関すること

出典: 公正な採用選考について|厚生労働省
 採用するかどうかを判断する時に、個人の能力以外で判断してしまうのは、ルール違反です。個人でどうにもできない事項に関しては、聞いてはいけないことになっています。いわゆる「コネ入社」につながらないためにも重要でしょう。

結婚や出産の予定

会社としては、「すぐに寿退社されたらどうしよう?」「育児のために休まれたら痛いな・・・」という心配があるのだと思いますが、これを直接的な質問として面接時に聞くのはルール違反です。

出典: 就職面接、こんな質問はNG! 労働基準法違反を許すな!労働者
 面接で、出産の予定であったり、結婚する予定を聞くのは禁止です。これらの質問は、人によっては不快な思いをすることもあり、セクハラに繋がります。

「この質問、必要?」と思ってしまう質問

Q.面接で「この質問、必要なのか?」とうたがってしまうものを教えてください(複数回答)
1位 彼氏(彼女)はいますか? 23.3%
2位 親の職業は? 22.1%
3位 あだ名は? 17.3%
4位 休日は何をして過ごすの? 16.6%
5位 血液型は? 16.1%

出典: 【男性編】面接で「この質問、必要なのか?」とうたがってしまうもの ...
 採用に関係のない質問もしてはいけません。興味本位で聞いてみたいこともあると思いますが、面接官として質問することが重要なようです。

意外!?よく聞く気がするのに禁止されている質問

「愛読書は何ですか?」

 愛読書を聞くことは、個人の思想に関わることとされており、禁止となっています。このことを考慮して、「最近読んだ本は何ですか?」という言い方をして聞いている面接官が多いようです。

「将来何をしたいですか?」

 こちらも信条に関わることとして禁止されています。「弊社でのキャリアプランを聞かせてください」という形で聞いて禁止事項を回避しているようです。


 面接官として必要なことは、公平に人材の判断を下すことです。禁止事項とされている質問は、そのような公平な判断ができなくなる要因となるようですので、してはいけないと肝に銘じておきましょう。

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