仕事のタスクというと、やるべき事というイメージがありますが、何もすべきことのみをリスト化するわけではありません。やらないことをリスト化する事も、実はかなり大切なことです。
取捨選択という言葉がありますが、限られた時間の中で全てのことができるわけではありませんし、優先順位としてやるべきことと同時に、やらないことの優先順位をつけておけば、より効率は良くなるでしょう。ここでは、そのやらないことリストの作り方とメリットについて挙げてみたいと思います。
重要度の低いものをリスト化する
「急いでしなくてよいもの=やらなくてよいもの」とは限りません。そこを間違えると、大事なことを後回しにしてしまい、後々大変な目に合うことでしょう。まず、やらないことリストのトップにくるものは、重要度の低いものです。
それをしなくても後で影響が出ないもの、と捉えればよいと思います。それをタスクと同じように、やらないことリストに載せるのです。
無駄となることをリストに載せる
普段、何気無く行っていることや、ついしてしまうことがあるでしょう。その中で、どう考えても無駄と思える事はしないようにします。それをやらないことリストに載せるのです。無駄遣いや電気の無駄、時間の無駄など考え出せば、色々出てくると思います。なかには好きで行っているものもあるかもしれません。そのようなものも、思い切ってリストに挙げてみます。
例えば愚痴を言う、陰口を言うなど自分で良くないと思えるようなことも、習慣のためにやらないことリストに挙げるのです。前向きな気持ちや明るい気持ちになれるようなことであれば、行った方が良いのですが、その反対のことであれば、あえてやらないように心がけましょう。そのためにリスト化して、はっきりと意識することが大切です。
やらないことリストを作ることは、様々なメリットがあります。仕事の上ではもちろん、効率を上げ、無駄を無くすことにつながるので、仕事の質を上げることができるでしょう。また、時間にも余裕ができると思うので、その分他のことに有効に使うことができると思います。
もちろん、無駄を徹底して無くすことはありません。あまりにも行き過ぎた効率化も、自分をがんじがらめにしてしまうからです。ある程度の余裕は、残すようにした方がよいでしょう。
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