ヒューマンエラーは、仕事を覚え始めた時には起こりにくいでしょう。なぜなら、「ミスをしてはいけない」と気を張っているからです。間違ったら困るから、と緊張して取り組んでいるときは、ヒューマンエラーは起こりにくく、慣れたころに多く起こります。今回は、仕事の慣れからくるヒューマンエラーの防止・対策方法について見ていきましょう。
慣れていても緊張感を持ち続ける
仕事は毎日、新しいことを任されるのではなく、ルーティン化し、毎日淡々とこなしていくだけの仕事が増えてくると思います。しかし、仕事は慣れてきたころが一番怖いのです。これくらい大丈夫だろうと自分の能力や技術を過信してしまうころに、すっと入ってきてしまうのがヒューマンエラー。初心を忘れずに、たとえ何十回とやったような仕事、作業でも緊張感を持ち続けるようにしましょう。
声に出して確認をする
よく列車の運転手や車掌がやっていると思いますが、指さし確認や声にだして確認をする方法があります。頭では分かっているのですが、ついやっていなかったということもあるでしょう。頭で考えていることに、体がついていかなくなったときにもヒューマンエラーは起こりやすくなります。
仕事場でも、何かしら作業などをするときには、一つ一つ指さし確認や声に出して確を行い、うっかりミスによるヒューマンエラーを防ぐようにしましょう。
チェックリストをつくる
頭で覚えたつもりになっていても、肝心なことが一つ抜けていて、大変なことになったりすることもあるでしょう。そういった事態を起こさないためにも、できれば紙にチェックリストを作り、それを頻繁に見て確認するようにしましょう。
毎日やっていることかもしれませんが、たまに頭が回らず、ぼーっとしてしまうことは誰にでもあるはず。そんな時に慌てないよう、転ばぬ先の杖であるチェックリストを持っておくと心強いと思います。
仕事の慣れからくるヒューマンエラーの防止・対策方法について見てきましたが、いかがでしたでしょうか。ちょっとしたうっかりが、大惨事になりかねません。普段から上記のことを心がけ、ミスなく丁寧に仕事をするようにしましょう。
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