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今すぐ試せる、語彙力アップ! 英語ボキャブラリー増強必勝法

U-NOTE編集部

2018/03/31(最終更新日:2018/03/31)


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今すぐ試せる、語彙力アップ! 英語ボキャブラリー増強必勝法 1番目の画像

 英語力があるビジネスパーソンの需要はどんどん高まっている。英語で話し合いなんてしたことがない……。そんなビジネスパーソンも多いだろう。

 いつ英語を求められてもいいように、日々少しでも英語を上達させたい。そこで必要なのが「語彙力」だ。

 本記事では、今すぐ試せる英単語の勉強法について紹介しよう。

ビジネス英語に必要な語彙力は、センター試験レベルの5,000語

  ビジネスシーンで英語を活かすには語彙力が必要なのはわかるが、実際にはどれくらいの語彙数が必要なのだろうか?

  一般に、TOEICスコアで700点以上、英検で2級以上とれれば、ビジネスで通用する英語力がある程度は備わっているといわれている。

 そして、英検が定める必要語彙数は、2級で約5,000語だ。

 5,000語といわれてもピンとこないかもしれないが、一説によればセンター試験をこなすのに必要な語彙数も5,000語程度だという。

 つまり、センター試験を受けた経験がある多くのビジネスマンは、5,000語の壁などとうの昔に越えているはずなのだ。

必要な語彙力は、求める英語力次第

 ビジネス英語の能力を測る指標としてTOEICのスコアが利用されることが多く、TOIECスコアから語彙力を判断できる。

 外資系企業で英語を使いこなせないと仕事にならないようである場合、TOEICスコアは800点以上必要で、語彙数も10,000語を求められるだろう。

 一方、たまに英語での商談や電話応対が求められるという程度なら、TOEICは600点あれば十分で、語彙数も5,000語あれば問題ない。

 どんな会社でどんな仕事をしているのかによって、必要とされる英語力は異なる。

 まずは、自分に求められている必要な英語力がどれくらいなのかを把握するところから始めよう。

徹底効率化! ムダなく「英語の語彙力を身につける方法」

 英語が本当に“生きる”のは知識としてではなく、コミュニケーションとして完成されたときである。

 そして、コミュニケーションツールとしての英語を身につける上で、単語はたくさん知っていれば知っているほどいい。

 そうはいっても具体的には何をして語彙力を鍛えればいいのだろうか?

 そんな悩みを解決する、最も効率的に語彙を増やす方法が「芋づる式英語勉強法」だ。1つの英単語を覚えるとき、関連する単語を一緒に覚える方法である。

【英語の語彙力アップ法①】まずは日本語で文章を作る

 英語の語彙を増やすうえでのはじめのきっかけは日本語でもいい。

 たとえば、「client(顧客)」という単語を覚えるときに、「顧客」という単語から日本語の文章を思い浮かべてみよう。

 「午後、大切な顧客と重要な会議がある。魅力的な説明と上手な会話で楽しませて、商談を成立させられるように努力したい」。

 「顧客」という単語から、上記のような文章ができたとする。

 この文章に出てくる単語の英訳を調べて、単語として書き出すのだ。

【英語語彙力アップ法の例】clientから連想できる英単語

  • afternoon(午後)
  • important(大切な、重要な)
  • client(顧客、クライアント)
  • meeting, conference(会議)
  • explanation(説明)
  • attractive(魅力的な)
  • conversation(会話)
  • entertain(楽しませる)
  • negotiation(商談、交渉)
  • finalize(成立する)
  • effort(努力)

 このように、まずは日本語の文章を始点として、ビジネスシーンに出てきそうな言葉を思い浮かべてみよう

 文章で関連させると、使用するシーンを想像しやすく記憶に残る。

 日本語に対応する英単語を調べていけば、普段の仕事で使える語彙を増やすことができるのだ。

【英語の語彙量アップ法②】マインドマップを描きながら英単語を覚える

 関連する英単語を芋づる式に覚える方法として、関連する語彙を線でつないでいくマインドマップも非常に効率的である。

 英単語どうしを線でつなぐようにメモを残しながら記憶すると、ビジュアルイメージが印象に残りやすく記憶しやすい。

 普段の日常生活の場面や仕事、趣味などから何気ない英単語を1つ選び、それに関連した英単語を拾っていくのは、非常に効果的な語彙力強化法だといえる。

【英語の語彙力アップ法③】まずは単語の成り立ちに注目!

 上記の方法に加え、1つの単語を調べたら、単語の対義語や類義語も同時にチェックしてしまおう。

 たとえば、flexible(柔軟な)という形容詞の単語と一緒に覚えるべき語彙はたくさんある。

 否定する意味の形容詞inflexible(柔軟でない)、類義語のadaptable(融通の利く)、「柔軟性」と名詞化させたflexibility(柔軟性)などだ。

【英語語彙力アップ法の例】flexibleと一緒に覚えられる単語

  • 【対】inflexible(柔軟でない)
  • 【類】adaptable(融通の利く)
  • 【名】flexibility(柔軟性)

 上記の情報は「flexible」という単語を辞書で引くと、関連単語として載っていることが多い。

 辞書を引くたびに、3つや4つの単語を覚えられるのは非常に効率的ではないだろうか。

【英語の語彙力アップ法④】語源が同じ単語をまとめて覚える

 英語初学者には少し難しいかもしれないが、語源で関連付ける方法もおすすめだ。

 英語には、同じ1つの語源をベースに派生した単語というのがたくさんある。難易度の高い単語が多いかもしれないが、簡単なものにもそのような例はある。

 manufacture(製造)という単語は、「手を使う」という意味の接頭辞の“man”に「つくる」という意味の“fact”とがくっついてできたのだ。

 「手を使って」「つくる」という発想が、「製造」という意味へと結びついている。

 「手を使う」という発想から生まれた単語は"man"を語頭にもつことが多い。manufacture(製造)も、その1つである。

 「手を使う」というところから派生した英単語には他にも以下のようなものがある。

【英語語彙力アップ法の例】"man"「手を使う」という語源からできた単語

  • manual(手引書、マニュアル)   
  • manage(管理する、取り扱う)
  • manner(マナー) 
  • manipulate(操作する)  など

【英語の語彙力アップ法⑤】接尾辞で単語の品詞を判断する

 英語の単語はほとんどの場合、「接尾辞」の違いによって品詞を判断することができる。

 例えば、「-ency」という接尾辞を動詞につけると、性質を表す名詞になるのだ。「dependency」や「efficiency」という単語がその代表例であるといえる。

 動詞や名詞に「-al」という接尾辞をつけると「influential」「conventional」「facial」といった形容詞に。

 また「employment」や「environment」など「-ment」がつく単語は、名詞である。

 英単語の接尾辞のルールは他にもあるので、ぜひ調べてみてほしい。

【英語の語彙力アップ法⑤】複数形のルールを覚える

 英語の名詞の複数形は種類も多く、覚えることが大変なように思えるが、ルールが存在する。

 ただ「s」をつけるだけるだけでなはい複数形のルールを覚えて、マスターしたいところ。

 まず、「単数形と変わらない」「複数形しかない」「母音が変更する」「別の形になる」「その他の形をとる」複数形があることを確認しよう。

 以下がそれぞれの名詞の例だ。他にもあるので、しっかりチェックしよう。

【英語語彙力アップ法の例】複数形

  • 単数形と変わらない:sheep、fish、deer
  • 複数形しかない:glasses、goods、scissors
  • 母音が変化する:man – men、woman – women、tooth – teeth
  • 別の形になる:Child – children、person – people
  • その他の形をとる:analysis – analyses、stimulus – stimuli,

【英語の語彙力アップ法⑥】イメージ勉強法で前置詞を覚える

 英語の前置詞は数も多く、覚えることが非常に難しい。

 前置詞が持つイメージを知っておくと、語彙力は一気につく。

 以下に主要な前置詞のイメージについてまとめるので参考にしてほしい。

【英語語彙力アップ法の例】イメージで前置詞を覚える

  • in:中にある/いる
  • into:中に入る
  • on:上にある/いる(接触している)
  • above:上にある/いる(接触していない)
  • to:〜へ向かう
  • at:ある地点/時点にいる

【英語の語彙力アップ法⑦】イディオムを覚える

 イディオムは日常でもビジネスでも使われ、コミュニケーションをスムーズに取るために必要だ。

 イディオムで使われる単語は、日本でも中学で習うような簡単なものも多く比較的覚えやすい。

 ただし、もともとの単語の意味が消えてしまい理解が難しい場合もあるので注意しよう。

 以下にビジネスシーンで使われるイディオムをいくつかあげるので、参考にしてみてほしい。

 イディオムはたくさん存在するので、少しずつ覚えて行くことをおすすめする。

【英語語彙力アップ法の例】イディオムを覚える

  • turn down(断る)
  • give in(降伏する、屈服する)
  • look for(求める)
  • look into(調査する)
  • take over(引き継ぐ)
  • call back(電話をかけ直す)

英語の語彙力をつけるにはアクティブラーニング! ガリガリ暗記はもう古い

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 アクティブラーニングは文字通り、学習者が「能動的に学習する」学びのスタイルとして、大学などで注目を集め始めている。

 ゲームスタイルやディスカッションなど、積極的な参加姿勢が求められる学びのスタイルを指すことが多い。

 ここでは、英語の語彙を増やすために1人で実践できる「アクティブラーニング」の具体的な方法を紹介しよう。

【語彙力をつける勉強法①】英語の語彙の効率的な暗記には、五感のフル活用がカギ

 白黒の単調な単語カードや単語帳とにらめっこするだけでは、語彙力は身につかない。

 上記のように視覚だけを使うのではなく、五感をフル活用した記憶法の実践が効果的だ。

 視覚に聴覚や触覚など、インプットの際に使う感覚が増えれば増えるほど、効果的な暗記ができるのである。

 覚えたい英単語を手で書くことは、「触覚」によるインプットだ。

 覚えたい単語は、何度も声に出して発音して自分の声を聞き、可能ならばCD音源などでも英単語の発音を聞いて、「聴覚」からもアプローチしたい。

 さらに、覚えたい英単語をGoogle画像検索して、ビジュアルイメージを掴んで「視覚」による印象付けを行う。

  このように、多くの感覚器官を利用して記憶する方法が効果的であるという一説があるのだ。

 食事をするときも、この野菜は英語でなんというのだろう? 今食べているものはどんな味なのか、英語だったらどんな単語を使うだろう? と考えながら食べてみてほしい。

【語彙力のつけ方】五感を使った英語の語彙の暗記法

  • 触覚:英単語を書く
  • 聴覚:英単語を聞く(単語を発声して、自分の声を聞く)
  • 視覚:スペルや英単語の意味を表す絵を見る
  • 嗅覚や視覚で感じられる表現を思い浮かべ、調べてみる
    例:「辛い」はhot、「臭い」はsmell、など

【語彙力をつける勉強法②】映画や音楽で、とにかく英語を好きになって語彙を増やす

 英語の習得は一朝一夕にはいかない。そのための一番の近道は、英語や音楽など、英語のコンテンツを楽しみながら英語に触れることだ。

  まず、洋画や海外ドラマをたくさん見よう。洋画や海外ドラマは、ネイティブが話す、生きた英語の宝庫である。

  英語音声に日本語字幕をつけ、慣れてきたら英語音声に英語字幕をつけるなどして、意味を考えながら見ることに挑戦したい。

  リスニング上達のためには、洋楽を聴くのもとても効果的だ。好きなアーティストの曲など知っている英語の曲をじっくりと聞いてみよう。

 歌詞を追いながら聞くと、つながって発音されている部分や、単語のアクセントなどに自然と気が付くことができるのだ。

 好きなスポーツ選手やハリウッドスターのインタビューなどを、じっくり聞いてみるのもいいだろう。

【語彙力をつける勉強法③】英語の語彙習得には、TED Talksを視聴しよう!

 たくさんの人が知るべきアイディアをスピーチする「TED」というプログラムをご存じだろうか。

 このプログラムでは、様々な業界の第一人者であるたくさんのカリスマスピーカーたちが、魅力的なプレゼンテーションによって、世間に知ってほしい情報を提供する。

 そのプレゼンテーションを動画としてアーカイブしたものが、「TED Talks」だ。

 TED Talksのホームページからアクセスできる動画には、英語や日本語の字幕表示、さらにはトランスクリプト(実際に話している内容の書き起こし)を見る機能がついている。

 TEDの中でも、教育向けコンテンツに力をいれる「TED Ed」から、その驚きの内容に思わず見入ってしまう、おすすめの1本を紹介したい。

 この動画は生命倫理のトピックを扱う大学の授業で教材として使われた例もあり、機械を埋め込んだ機械昆虫の運用が始まっているという事実など、驚きの内容が詰まっている。

 また、動画へのアクセスが便利なスマートフォンアプリもあるので、まずはダウンロードするところから始めてみよう。

【語彙力をつける勉強法④】時事問題を英語で読む

 上級者は、ぜひ英字新聞に触れてみることをおすすめしたい。

 紙の「Japan Times」などは、駅スタンドのコンビニなどで安く簡単に入手可能である。

 また、わざわざ紙面を購入しなくても読めるニュースサイトも便利だ。なかでも「Japan Today」は、和製英語を的確に解説している。

 時事問題を英語で読めば、ビジネスにも生きる英語の語彙を学べるだろう。

 全てを読み切ることなどできなくても問題はない。

 日本の時事問題についても世界情勢についても、「英語で知ろうとする姿勢」が重要なのだ。


英語の語彙力アップに効果的な、アプリ・本・英会話教室はこちら

 スマホが普及した現代では、英語の語彙力をつけるために役立つ便利なコンテンツがそこら中にある。

 無料のものから書籍などの有料コンテンツまで、貪欲に利用していきたい。

 以下に一部ではあるが、おすすめのものを一覧にして紹介しよう。

スマートフォンで手軽に英語の語彙力を増強できるオススメアプリ①:「Dictionary.com」

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出典:itunes.apple.com

 英英辞書を持つことを勧める学習法が多いなか、有能なのが無料の英英辞書アプリ「Dictionary.com」。

 275,000の語彙や80,000語の類義語を収録している類義語検索のシソーラス機能は、英語の勉強に役立つこと間違いなしだ。

 また、このアプリはオフラインでも利用可能であるという点がうれしい。

 インターネットに接続しなくても利用できるので、圏外の場所でも使えるうえ、結果表示にも時間がかからないのが、ビジネスマンの味方である。

スマートフォンで手軽に英語の語彙力を増強できるオススメアプリ②:「最強の英単語学習!マジタン」

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出典:itunes.apple.com

 ボキャブラリーを増やすのに役立つアプリが「最後の英単語学習!マジタン」だ。

 単語テストによって自分の語彙力のレベルを測ることができる。

 テスト結果を元にすでに知っている単語は排除され、効率よく語彙力を増やすことができる優れたアプリなのだ。

 例文もついているため、ただ単語を覚えるだけではなく、覚えた単語を使えるようにもなるのである。

スマートフォンで手軽に英語の語彙力を増強できるオススメアプリ③:英辞郎 on the web for iPhone

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出典:itunes.apple.com

 「英次郎 on the web for iPhone」は、英語辞書アプリだが、多機能で使いやすい。

 検索条件を細かく設定でき、前方一致だけでなく、例文中のキーワードも検索可能だ。

 一般的なウェブ検索サービスで使えるテクニックはもちろん、単語の変化形検索など、すこし高度な検索もできる。

 スペリングに自信がないときにも検索キーワードをみつけやすくなったり、入力の手間が軽減できたり、単語検索において右に出る辞書アプリはない。

耳から楽しく英語の語彙力をつけよう! レベル別がうれしい「キクタン」

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出典:www.amazon.co.jp

 英語の語彙力を高めるためには、アルクから発売されている単語帳「キクタン」がおすすめだ。

 書店で英語教材の棚を訪れると、単語帳も種類が多くて迷ってしまうが、そんなときは是非この「キクタン」を手に取ってみてほしい。

 「キクタン」は、付属のCDを聞いて、単語を耳から定着させることを推奨している単語帳である。

 なにより注目したいのは、レベル別に細かく分けられてることである。

 中学レベル、高校~センターレベル、大学受験レベル、難関大学レベルというレベル分けのほかにも、めざすTOEICのスコア別に4冊のラインナップ。

 英検、TOEFLのレベル別にも対応しており、自分が目指すレベルにあったものを必ず見つけられるだろう。

話してつける英語の語彙力。やっぱりスゴイ英会話教室

 英語の単語も多く覚え、インプット作業では物足りないと感じる人は、英会話教室に通って英語を話す練習をしたい。

 以下におすすめの英会話教室を紹介するので、自分に合った英会話教室を選ぼう。

  オリコン顧客満足度ランキングによれば、「Gabaマンツーマン英会話」がチャート1位を獲得している。

 さまざま業界を経験したネイティブインストラクターによるマンツーマンレッスンを受けることができ、ビジネス利用やプライベート利用など、英会話習得の目的別にレッスン内容が差別化されているのもうれしい。

  オリコンチャート2位の「イーオン」は、大手ならでは熱心な日本人教師が多いことで人気を集めている。

 3位の「ECC外語学院」はさまざまなコースが用意されており、自分のレベルに合ったコースを受講することができる。

  英語でのコミュニケーションを実践するために、培った語彙力をベースに、まずは実際にコミュニケーションの場にとびこもう。

英語学習・語彙力増強の成果は「定期的なテスト」で客観的に知る

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 英語の語彙を増やすためには、毎日の努力が不可欠である。毎日努力し続けるためには目標を設定することが大切だ。

 目標は、日々の努力を支えるモチベーションにつながり、今の自分に必要な努力を示す指標にもなってくれる。

 そんな目標を設定するときに基準となってくれるのが、TOEICやTOEFLなどのテストだ

 英語力を数字によって計測できることによるメリットは大いにある。

英検やTOEIC、TOEFLを受験して英語力、語彙力を確認する

 お金と時間をかけてみてもいいという人は、ぜひ英語系のテストを受験してみよう。

 英検TOEICTOEFLは、英語力を測る客観的な指標となるうえに、良い結果を出せれば資格や技能として利用できる。

 受験料がかかり、受験日はスケジュールを調整しなければならないが、それだけの価値があることは間違いない。

 一般に、ビジネスを目的とする人にはTOEICの受験が、留学などを志す人にはTOEFLの受験が、それぞれ適しているといわれている。

  英検も指標としては有効だが日本国内の資格にすぎず、グローバル基準としては採用されないため、資格としての汎用性には疑問が残る。

 グローバル社会で主流となる英語力指標は、海外規模のTOEICやTOEFLであるといって差し支えないだろう。

weblioやアルクなど、無料の英語語彙力テストで簡単チェック

 検定を受けるほどではないが、自分の語彙力を定期的にチェックしたいときに、無料のチェックテストはうってつけだ。

 アルクが提供する英単語力診断テストや、weblioの語彙力診断テストは、パソコンやスマートフォンからアクセスすれば、素早く簡単に語彙力テストをすることができる。

 チェック感覚でもできるため、定期的に挑戦して、日々の英語学習のモチベーションを上げていこう。

英語力・語彙力増強への近道とは?

英語力・語彙力を増強させる近道は「毎日の繰り返し学習」

 英語力や語彙力を、大した努力もなしに獲得しようと思ってはいけない。

 少しずつでいいので、毎日コツコツ、繰り返し英単語に触れることが1番であり、遠回りすることが近道になるのだ。

  効果的な英語学習の方法はたくさんあるが、全てやらねばと気負う必要はない。

 「このくらいなら自分にもできる」「まずはこれだけやってみよう」という範囲で目標を設定しよう

  毎日続けるなんて難しいと思いがちだが、簡単なことの積み重ねでいい。

 昨日覚えた単語を、翌日、さらに翌日、復習する。1週間後にもう一度見直す。最初に学んだことを、2日目、3日目、と少しずつ復習することが大切だ。

 隅々まで復習せずとも、どの単語を覚えたのかを思い出したり、勉強したメモを見直すだけでも、長期記憶に残るのである。


 本記事では、英語の語彙力をつけるための効率的な英単語の学習方法を紹介してきた。

 英単語を覚える作業は単調のように思えるが、自分に合ったやり方を見つけることで楽しく習得することができる。

 ぜひ少しずつ努力を積み重ねて、生活を彩るもう1つのツールとしての英語を獲得しよう。


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