電車通勤につきものなのが、突然巻き込まれる、予期せぬ電車遅延です。いつも、出社時間ぎりぎりに着くように電車に乗っていると、電車遅延には焦ると思います。人身事故だったり、地震などの自然災害だったり。通勤途中で電車遅延に遭遇し、遅刻しそうになった時、どうすればいいのでしょうか。慌てず、焦らずに、2つの手順を守って会社へ急ぎましょう。
1. まずは上司に電話で連絡する
電車の遅延が分かったら、会社の上司に電話連絡しましょう。ここで大切なことは、言いわけをしないこと。別にあなたが悪いわけではありません。しかし、鉄道会社のせいにする必要もありません。事実を淡々と述べれば大丈夫です。
例えば、いつも通勤で使っている、何線のどこの駅の付近で人身事故があり、時間通りに出社できないこと、自分は無事であること、代替の交通手段を使うと、どれくらいの時間に出社できそうかなどを伝えると良いでしょう。そして、急ぎの案件を抱えていたり、重要な会議がある場合は、代わりに出てもらう相談などもする必要があるかもしれません。
自分が資料を抱えていたりする場合は、最悪携帯のカメラで資料を撮影し、上司のアドレスに送るといった機転を利かすことも必要かもしれません。とにかく、できるだけ早く連絡し、上司の指示を仰ぎましょう。
2. 遅延証明書をもらう
連絡をした後は、利用中の鉄道会社で、遅延証明書をもらいましょう。遅延証明書とは、利用している鉄道会社が、なんらかの理由で定刻通りに運行できなかったことを証明する書類です。書類と言ってもぺらぺらの紙切れですが、これを提出すると、遅刻がやむをえないものだったと認められます。ですので、遅刻していなかったものとして扱ってもらうことが出来るのです。
遅延証明書はどこで貰えるのでしょうか?これは、状況によって様々ですが、基本的には停車中の駅の改札で貰うことが多いです。利用している鉄道が動かない場合、代替輸送として、別の鉄道会社やバス会社で移動するように誘導されます。そして、改札を出るときに、駅員から直接渡されることでしょう。
代替輸送として誘導される他の路線やバス会社も、他の乗客がいっぱいで時間通りに進まないことも考えられます。会社には、余裕をもった到着時間を連絡しておき、出社した際にはきちんと謝罪しましょう。業務に支障をきたさない程度に、詳しい事故の状況なども説明してあげると良いかもしれません。
突然巻き込まれる通勤途中の電車遅延。「遅刻する!」と焦って、パニックになってしまうかもしれませんが、上記2つの手順を守り、落ち着きを持った状態で出社しましょう。
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