頑張って仕事をする姿勢は大切なことですが、頑張りすぎてしまうことにも問題があります。仕事を頑張りすぎて、自分の限界を超えてしまうと心身に大きな負担がかかってしまい、体調を崩したり精神的に不安定になる恐れがあるのです。
仕事を頑張りすぎないようにするためには、程よく息抜きしながら自分のペースで仕事をすることが重要です。今回は、仕事を程よく息抜きし、頑張りすぎないための考え方を紹介します。
自分にしかできない仕事はない
仕事に誇りを持つことは大切ですが、自分にしかできない仕事があるという意識を持ってしまうと、仕事をついつい頑張りすぎてしまい、オーバーワークに陥ってしまいます。
自分一人ですべてを抱え込んでしまうと、いくら頑張っても仕事の処理が追い付かなくなってしまうでしょう。自分の能力に自信を持つのはいいですが、どんなに厄介な仕事であっても他の人には不可能な仕事など存在しません。
自分以外の人が担当すれば、効率は落ちるかもしれませんが、正しい手順さえ明確になっていれば、どんな仕事でも代わりに処理できる人は存在します。すべてを自分の仕事だと思い込まず、仕事に思い入れを持ちすぎないことが重要です。
仕事の重要性を考える
仕事にはそれぞれ重要性があり、急いで処理すべき仕事もあれば、後回しにしても影響が出ない仕事もあります。優先順位を考えずに、すべての仕事を同じ価値のものだと考えてしまうと、仕事の負担が大きくなり過ぎてしまい、処理を急ぐあまり頑張りすぎてしまうことになるでしょう。
大して重要でない仕事のために労力をかけていては、頑張りすぎた挙句に体を壊してしまいます。仕事をいい加減に処理しない気持ちは、大切にすべきですが、すべての仕事に全力で当たるのも無理があるもの。重要な仕事には頑張って向き合い、重要度の低い仕事はなるべく労力をかけず、効率よく処理しましょう。頑張りすぎないためには適度に手を抜くことも重要です。
自分のせいにしない
仕事はうまくいくこともあれば、失敗することもあります。自分が持てる力をすべて注いで全力で仕事に当たったとしても、自分にはどうしようもない理由で仕事が失敗してしまうこともあるのです。
責任感の強い人ほど、仕事の失敗をすべて自分のせいだと考えがちですが、自分で自分を追い詰めるような考えを持ってしまうと、無理してでも仕事を完ぺきに仕上げようとしてしまい、限界を超えて頑張ってしまうようになります。自分の責任外のことまで自分のせいだと捉えてしまっていては、どんなに心が強い人でもいつか潰されてしまうでしょう。
何でも自分のせいにするのは責任感が強いのではなく、責任の所在をはき違えているだけです。現状認識を正しく行うことが、次回の成功につながります。
仕事を頑張りすぎないためには、適度に仕事をいい加減に考えることが必要です。無責任な態度は問題ですが、一人で責任を背負いすぎるのはもっと問題です。自分の負担を軽く考えることで心が軽くなり、仕事を頑張りすぎないで自分のペースを守ることができるようになるでしょう。
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