仕事では様々なことを行わなければならないため、どんな人でも一度は物忘れした経験があるのではないでしょうか。しかし、あまりに物忘れが多い場合はチェックの方法に原因があり、改善する必要があると思います。そこで今回は、物忘れが多い場合に効果的なチェック方法を紹介します。
記憶の仕方に原因アリ!?
まず、仕事上での物忘れは個人の記憶能力よりも、記憶の仕方が原因で起きる事が多いです。例えば、これから行う仕事の説明を受けている際に、注意が散乱していたり、関心を持たず聞いていると脳は十分に内容を記憶しません。また、仕事は単に1つの事をやるだけでなく、それを始点に様々なことを進めていかなければならないのです。
この場合も、注意が散乱していたり、関心を持たず聞いていると仕事の枝分かれがイメージできず、中心となる事以外の部分を忘れてしまったり、そもそもやるべき事を把握していなかったといった、物忘れの原因になりかねません。
そのため、チェックの前段階として、やるべき事の説明を受ける際に十分注意を払い、関心を持って聞く、また暗記をするように無理矢理詰め込むのではなく、その仕事の流れをイメージし関連付けしながら記憶する心がけが大切です。注意が散乱する原因があれば、それをまずは解消しましょう。そうすることで、記憶はより鮮明で正確となり、物忘れは減るはずです。
チェックシートの活用
次に物忘れを減らすための具体的なチェック方法ですが、チェックシートを活用する事が望ましいでしょう。チェックシートは誰に見せる訳でもないので、自分が物忘れをしないようになる形式にする事が望しいです。まず、やるべき事は些細な事であってもメモを取り、形として残しましょう。どんなに記憶力や仕事に自信があったとしても、形として残さないと、やる事が多くなれば物忘れはいずれ起きます。
次に、出来るだけ分野や時系列で分け、整理されたチェックシートにする事が望ましいです。こうする事で、分野毎でやるべき事がイメージでき、見落としが減るとともに、時期を意識した仕事のチェックが出来るようになるため、期限切れなども回避出来るようになるでしょう。具体的には、メモの内容をExcel等のデータ管理ソフト上に転記し、時期や分野をシートで分け管理する事が望ましいです。
またチェックシートは単に見直すだけでなく、対応の終わった仕事はそれぞれ対応済みのチェックを入れる事が大切です。こうすることで、同じ事を2度してしまうといった事態を回避できると共に、既に終わった事を記憶から開放する事が出来るため、無駄な意識の分散が減らせます。
Excelなどを使用する場合は、それぞれの項目に未対応、対応済みの列を設け管理するか、色を変える等して対応したかが分かるような工夫を加える事が望ましいです。またチェックシートに書いた内容は、後々に行った仕事の記憶の補填として使う場合もあるので、対応が終わってもデータ自体は消さない方がよいでしょう。
不確かな記憶のチェック方法について
記憶が曖昧であったり不確かな場合は、恥を忍んででも再確認する事が大切です。再確認する事で物忘れは回避できますし、より深く記憶として刻まれます。相手に悪印象を与えてしまったとしても、仕事を忘れてしまった方が問題となるので、不確かな場合はしっかりと再確認する事が大切です。
物忘れが多い場合には、こういった方法をとる事が大切です。また人それぞれ、より効果的なチェック方法はあるはずですので、自分に合った方法を見つけ、工夫を加える事も大切になります。
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