仕事をしているとわからないことも出てくるものです。わからないことがあればどんどん聞き、自分のスキルにしていくことは大切ですが、それでも質問をする際のマナーのようなものはあります。今回は仕事でわからないことがあったときの質問の仕方について見ていきましょう。
1. 聞く前に調べる
まずは質問しようと思ったら、本当にわからないのか、調べたらわかるのではないかということを確認するためにも、必ず自分で調べてみましょう。それでもわからない場合にのみ聞くようにしましょう。
新入社員のころは仕方がないですが、ある程度仕事に慣れているのに、簡単な事を聞いてばかりいては段々と信頼を失うことにもなるでしょう。ただ、先輩や上司に聞くのが悪いからと遠慮ばかりしていて、わからないのに質問をしないというのも考え物です。その結果迷惑をかけてしまうこともあるでしょう。そのあたりの判断もうまくつけていく必要があります。
2. 相手の時間をもらうという意識を持つ
聞くのが当然だという態度では教える方も嫌になってしまいます。そこで一言が大変重要となってきます。「○○さん、お忙しいところすみませんが(恐れ入りますが)、ちょっと教えていただいてもよろしいですか?」などと丁寧に感謝の気持ちを込めながら言うようにしましょう。ちゃんと聞けるかどうかによってその後の対応も変わってきます。
このように聞けば、相手も多少忙しくても真摯に教えてくれるでしょう。教えてもらった後は、「貴重な時間を取っていただきありがとうございました。」「丁寧にお教えいただきありがとうございました。」などと感謝の気持ちを述べましょう。
忙しい人に聞くときには、あらかじめ、「○○さん、何時ころはお時間の都合はいかがでしょうか。教えてもらいたいことがあるんです。」などと聞いてアポイントメントを取るようにすると良いですね。
3. 質問を整理しておく
何個かわからないこと、聞きたいことがある場合、まず「わからないことが3つあります。」などと言っておくと良いでしょう。そうすることで、ダラダラと聞かれるよりも相手も心構えができます。質問をする前には、どのように伝えたら相手がわかりやすいのか、どこがどういう風にわからないのか、理解できないのかに対して、簡潔にまとめておきましょう。
まとめ
今回は仕事でわからないことがあったときの質問の仕方について見ていきました。質問をすることはもちろん大切ですが、相手の時間を貰っているという意識は忘れないようにしておきましょう。
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