スーツはビジネスマンとって、重要な仕事着です。よれよれのスーツだと、くたびれて見えてしまいますし、仕事相手に対して良い印象を与えることができません。しかし毎日着ていれば、しわや汚れがついてしまうのは仕方がないことでしょう。
しかし、スーツも毎日きちんと手入れをしてあげれば、クリーニングは夏物や冬物にシーズンが切り替わる時だけで大丈夫になります。逆にクリーニングに出しすぎると生地を傷め、風合いを損なってしまうので、スーツを長持ちさせたいのであれば頻繁にクリーニングに出すことは、おすすめはできません。
スーツの形を美しく保つためにはアイロンがけも有効ですが、毎日のお手入れにするには難しいもの。ここでは時間がない人でもできる、毎日のスーツの手入れについて紹介します。
スーツが傷む原因
スーツはカジュアルな洋服とは違い、値段には開きがありますが、それなりにしっかり仕立ててあるものです。しかし着ていれば、よれよれになり、くたびれてきてしまうでしょう。スーツが傷む原因は主に2つあり、1つは「ほこり」、もう1つは「汗」です。どちらとも繊維の中に入り込み、生地を傷める原因になるので、この2つに注意して手入れをすることが大切になります。
ほこり対策
表面がつるつるしたナイロンなどでない限り、一日着用した衣類には塵や花粉といったほこりがたくさんつきます。そのほこりを取るのに有効なのがブラッシングです。
ハンガーに吊るして専用のブラシで、軽くブラッシングするだけで大丈夫です。ほこりを払うように、上から下に向けてブラッシングしていきましょう。なお、吊るしておくハンガーはワイヤーでできた細めのものではなく、厚みがある方が型崩れを防いでくれます。パンツは逆に、ハンガーに吊るしたあと、下から上にブラッシングすると良いでしょう。
汗対策
スーツには汗や皮脂もつきます。特に夏場は汗対策をしっかりしておかないと、変色などを起こし傷みも早くなりってしまうでしょう。汗対策には、霧吹きが有効です。スーツが湿るくらいに霧吹きをかけ、直射日光の当たらない風通しの良いところに吊るしておくと、汗のにおいも残りません。
霧吹きが気になるようなら、濡らしたタオルで湿らせた後、乾いたタオルを押し当てるだけでも大丈夫です。夏場は首回りが特に汚れるので、お湯で濡らしたタオルで手入れをすると効果的です。また、着ているうちに付いてしまう「しわ」も霧吹きの保湿で伸ばすことができるので、霧吹きを使う手入れ方法はおすすめです。
以上、簡単にできるスーツの手入れ方法を紹介してきました。ブラッシングと霧吹きだけでビシっとした美しいスーツを保つことができるので、スーツの毎日の手入れに取り入れてみてはいかがでしょうか。
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