ビジネスマンは暑い夏場であってもスーツが欠かせません。しかし、夏用のスーツを着用していても、様々なところに汗をかいてしまいスーツが汚れてしまうでしょう。ここでは、誰でも自宅で行える夏場のスーツの手入れ方法について述べていきます。
ブラッシングをしてスーツ全体に霧吹きをする
ほこりの成分はアルカリ性のため、ウール素材を痛めてしまう可能性があります。ですから、帰宅したらまずはブラッシングをしてスーツについたほこりを取り除きましょう。そうしたら、スーツが湿るくらい霧吹きで水を吹きかけます。霧吹きで水をかける事で、スーツのしわが取れやすく、また汗等による染みついた臭いを取り除く効果があります。
スーツをハンガーにかけ扇風機の風をあてて乾かす
前項で水を吹きかけたスーツをハンガーにかけて、扇風機の風に1~2時間あてて乾かしましょう。こうする事で、水分の蒸発と共に臭いも取り除かれます。
風通しの良い場所につるす
次は、ある程度乾いたスーツの形を整えて、風通しの良い場所に一日吊るしておきます。これで一日のスーツの汚れはほぼ取り除く事ができるのす。出来れば夏用スーツを2~3着持っておきルーティーンで使うと、スーツの持ちはより良くなり手入れも楽になるでしょう。
スーツの汗染みを取り除くには
スーツに付いた汗染みはしっかりとした対処をしないとなかなか取れません。まずは、汗をかいた場所にぬれタオルをそっと押し当てましょう。特に汚れがひどい襟元や脇部分の場合はお湯で濡らしたタオルを利用すると効果大です。
タオルを押し当てる際に、ゴシゴシと強くこすったり強く押し当てるとスーツの布地を痛めてしまう原因になり良くないため、トントンと軽くたたくような感じで行うように気をつけましょう。ある程度たたけたら、乾いたタオルでスーツの水気を取り除き、ハンガーに掛けて風通しの良い場所に吊るしておきます。
スーツ全体の臭いを取り除く方法
上記の方法以外にスーツのしわや臭いを取り除く方法として、入浴後等の湿気が残った浴室にハンガーにかけたスーツを吊るし、15分程そのままにしておくという方法があります。
その後、エアコンの効いた部屋等の乾燥した部屋にハンガーごとスーツを移動し、吊るして陰干しします。そうすると、一度湿気を吸い込んだスーツが乾燥されるため、水分の蒸発と共に臭いが取れしわも伸びます。
汗でしわだらけになったズボンのしわの取り方
まずはスチームアイロンをあてて形を整えていきます。もしスチーム機能がない場合は、霧吹きで水分を与えてからアイロンを掛けましょう。アイロンの水分と熱によって羊毛が元の形に戻ってきます。
そして、ズボン専用のハンガーにズボンの裾を上にして吊るし、風通しの良い場所で1日吊るしておきます。ウール素材は弾力回復性があり、ズボン自体の重みでもしわが勝手にとれるのです。
夏場のスーツ管理は大変ですが、上記のことを行うだけで、デキるビジネスマンにグッと近づきます。
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