疲労感は、自分自身からの危険信号です。自分の疲労に気がつく人は良いですが、疲労を感じない人は危険信号に気づく事が出来ず、病気等の大変な事態に陥りがちです。ここでは、仕事の疲労感が溜まっているのかについてのチェック項目を挙げていきます。
気持ち良く起きられますか
睡眠に関しては、必ず寝なければならない時間が決まっている訳ではありません。人によってその最適な時間数には違いがあるため、自然と目が覚めた時間が自分にとってのタイミングです。しかし中には、目覚ましをいくつ使っても起きられなかったり、ゆっくり寝たにも関わらず目覚めの瞬間から疲労感を感じることがあります。
そこで考えられる原因としては以下の通りです。
1. 寝具が合わない(枕の高さや布団の柔らかさ、清潔さを再確認する)
2. ストレスにより熟睡できていない(時間数に比例した疲労回復が出来ない)
3. パートナーとの関係(配偶者のいびきや寝相の悪さで安眠できないが、関係性を考えてそのことを打ち明けられずにいる)
睡眠は私たちの生活の質に深く関与します。うつ病の兆候は「眠れない」から始まることもあります。まずは「どうすれば気持ちよく眠れるか」を考えてみましょう。なお、寝酒は入眠には効果はありますが、睡眠の質が下がるとも言われています。ほどほどに控えるようにしましょう。
どうしても苦手な仕事はありますか
「人前に出るのが苦手なのに、週に1回朝礼の司会をしなければならない。」「黙々と作業することが好きなのに営業に配属になってしまった。」等の苦手で気の乗らない仕事を抱えていませんか。いくらお金のためとはいえ、一日の大半を費やす仕事が自分にとって苦痛であれば、必ず疲労感を感じています。
しかし、すぐに転職という選択肢が取れません。もし今の状況を続けるか否か悩んだ時の判断基準は以下の通りです。
1. その辛さはこの後何年も続くか(部署異動や上司の転勤などの可能性があるか)
2. この仕事で得るものはあるか(将来の資格や実務経験に繋がりうるか)
3. 上司が、あえて苦手な仕事をさせることで成長させようと考えている(乗り越えた充実感ではなく、苦手な仕事ばかりを渡り歩かされる)
毎日忙しく仕事に追われていると、自分の仕事からの疲労感には気がつかないものです。もし何かおかしいかなと思ったら、上記のことを参考に自分と向き合ってみましょう。
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