「しっかり休息は取っているはずなのに身体がだるい」「病気に掛かっているわけではないのに疲れが取れない」と、仕事の疲労が解消されずに苦労した経験はありませんか。ここでは、仕事の疲労が溜まってしまう原因と対策を、身体的な原因と精神的な原因に分けて述べていきます。
身体的な原因
原因
身体的な原因で身体の疲労が取れないという方が最も多く挙げるのは、パソコンの長時間使用です。現代ではどんな仕事でもパソコンを使用することは欠かせず、オフィスワークになれば入社から退社までほぼずっとパソコンを使用しているという方も少なくないでしょう。
パソコンが疲労の原因になる最大の理由は「凝視」にあります。目も身体の一部ですから本来は、腕や脚のように適当に動かしていなければいけません。しかし、パソコンを使用することで画面の一点を集中して見続けているため、どうしても目の筋肉が衰えてしまいます。そして、目が疲れてしまうと肩や首、腰など身体のあらゆる箇所も次々と疲労を感じ始めます。
対策
仕事でパソコンを長時間使用されている方は、必ず目の疲労を防止する対策を講じる必要があります。簡単に出来る対策としては、目の乾燥を防ぐためのまばたきや目薬、定期的に意識して画面から目を外し広い範囲を見るといったものが挙げられます。また、身体の緊張をほぐすためにコーヒーを飲んで脱力するといった対策も有効です。
精神的な原因
精神的な原因で疲労が取れないという方は、過剰にストレスが掛かった状態が続いているケースがほとんどです。基本的に誰しも多かれ少なかれストレスは感じており、適度なストレスは仕事の能率を上げたり、頭の回転を良くする効果があることから人間の活動には欠かすことができません。
しかし、身体に影響を与えるレベルのストレスが長期に渡って掛かり続けている状態は前項の身体的な原因に比べてもかなり危険です。なぜなら、この状態は意図的に改善しなければ、ストレスが掛かる→疲労が取れない→仕事が上手くいかない→ストレスが溜まるといった悪循環として延々とループしてしまうためです。さらにこの悪循環が続くようであれば、いずれは身体的にも精神的にも限界を迎えダウンといった結果が待っている可能性も高いため、過剰なストレスについては早い段階から対策を講じなければなりません。
対策
具体的には、書籍やメンタルケアの専門家からメンタルダメージを受けにくい思考について学んだり、溜まったストレスを解消する時間を作るといった対策が挙げられます。
現代の社会は便利になった反面、上記のように疲労が溜まりやすい環境が多くなっています。自分の疲労の原因を見つけて、それに合った対策をして疲労回復を心がけましょう。
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