仕事には常に効率の良さが求められます。限られた時間の中で最大限の結果を出すことを求められるということです。これは、世の中のスピードの早さと低価格で高品質を求めるという、言ってみれば相反することを求める需要に応えなければならない宿命とでも言えるものかもしれません。それでも仕事をこなすということは、プロとして応えなければならないということになります。
そこで、今回は効率よく仕事を進めるためのプロセス決定の方法について考えてみたいと思います。
効率よく進めるために必要なこと
まずは、仕事を効率よく進めるという事について考えてみると、無駄な時間を省くということがまずは挙げられます。次にミスが無いということ、これは後に余計な手間がかかることを防ぐ意味もあります。そして同時に、仕事の質も高いものにすること、これは単に早く仕事を終えればそれで良いというわけではないと定義づけるためです。以上の条件を満たすプロセス決定とはどのようなものかに絞っていきます。
プロセス決定とは
次に、プロセス決定について定義しておきます。プロセスとは結果に至る道筋です。どのような行程で仕事を進めるのかということです。ここでは、無駄はすでに省かれたと仮定して、スピードと品質という一見相反することをどう実現するのか、あるいはどこに妥協点を見出すのかということに焦点を当てたいと思います。
最高のスピードと最高の品質を同時に満たす方法を考えるのは、現実的ではありません。ならば、そのふたつの中間地点、あるいはどちらかに比重が置かれた状態での妥協点を探すという作業が必要になってくる事になります。つまり、プロセス決定の前提条件としてスピードと品質のどちらに重点を置くべきかという問題があります。
与えられているものを考え決定する
ここで考えるのは、置かれた状況です。まず一番はっきりしているのは、最低限どのような品質を求められているのかということと、その仕事にかけられる時間です。どちらも応えなければならない条件ですが、品質を高めつつ時間管理をするよりは、時間管理をしながら品質を高める方が作業としてはしやすいのではないかと思います。
そこで、限られた時間をどのように有効活用するかというスケジュールを立てる必要があると結論づけることができます。そしてそこにどうすれば品質を高めることができるようになるかの作業手順を当てはめていくことになります。ここまでできれば、あとはそのスケジュールに沿ってすべきことを確実に遂行するのみです。
つまり、仕事を効率よく進めるプロセス決定の方法とは、与えられた時間を目一杯使ってタイムスケジュールを組み、その中で最も高い品質となりうる作業手順を組むことに他なりません。ですので、それをあとは確実に遂行するだけという具体的なスケジュールを組むことが、プロセス決定の方法であると言えます。
是非これらを参考に、最高のパフォーマンスが出せるよう頑張ってみてください。
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