仕事をする上で「決断」するシーンはたくさん出てきます。商談のときや、ここぞという時の勝負のときに優柔不断だと、やはり仕事にかなり大きな影響を与えます。ですが、そういう優柔不断が欠点の人は、山ほど居ます。すぐに人間は変われるわけでもなく、その欠点で自分の仕事の足を引っ張ってしまうこともあります。
そういう場合は、逆にどういう風にその短所を生かせばよいのでしょうか。今回は、優柔不断という短所を、いかに長所に変えていけるかという点について見ていきましょう。
1.迷うほどたくさんの意見を出さない
優柔不断の人は、アイデアなどはあるので、意見を沢山出すことはできますが、考えていることをまとめるのが苦手なので沢山アイデアが出れば出るほど、まとめることができなくなり、あれもいい、これもいいと悩み始めたら止まらなくなります。
そういう特徴が自分にあるということを自覚し、なるべく意見は最小限にし、簡単に浮かんだアイデアは口に出さないようにしましょう。また、アイデアは出して、決めるのは相手にするといった、役割を分担することでも自分の性質を生かすことができるでしょう。
2.意見が増えてきたら削除法
あれもいい、これもいいと一つずつに真剣に考えてしまうと、考えもまとまらなければ、どれも「いい」となってしまい決められなくなります。絞り込むためには、削除法を選び、どんどん消していきましょう。
また優柔不断の人はいいところばかりを見てしまう傾向があるので、マイナスのところを沢山探して消していくのも消しやすいでしょう。どんどん削除法を使うと、的を絞れてくるので、決めやすくなります。
3.受け入れやすい体質を生かす
自分では決められないくらい、柔軟な発想の持ち主ともいえるので、この際、相手のアイデアにのっかるというのも手になります。人は相手の欠点を探すのが得意ですが、優柔不断の人は、どんなアイデアもいいところを見るのでとても相手に合わせやすい性格と言えるのです。
反発しなくてすすめる仕事などは、率先して引き受けましょう。トラブルを起こさずにスム-ズに仕事が進めるので、仕事の成功率はUPします。問題を抱える仕事ほど、優柔不断な性格を生かせる仕事とも言えるでしょう。
以上のように、優柔不断というと仕事ができないイメージや、マイナスなイメージが強いかもしれませんが、よく言うと「なんでも受け入れる発想力のある人」と言えます。自分の特徴を自覚しそれを長所にすることで、マイナスがプラスに変わるのです。発想の転換で、いかにいい仕事をするかで楽しく欠点を克服できるでしょう。
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優柔不断な性格が仕事で裏目に出ることもあれば、強みとして働くこともあるだろう。その人の特質がどう活きるかは、場面や職種によっても変化する。
せっかくならば、自分の持つ性質が強みとして活かせる仕事をして働きたいと考えるのは自然なことだろう。
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