仕事をする時には、その仕事の成果に対する報酬として給料をもらっています。また、日ごろの仕事の頑張りからできた余剰分が夏や冬の大きなボーナスにもなったりするので、それを貰ってまた頑張ろうと思う方も多いのではないでしょうか。
さて、そんな頑張った分だけ報酬がより分かりやすくなっているのが給与のインセンティブ、つまり歩合制の給与です。時給制とは違い、成果を上げれば上げるだけ給料も増えるインセンティブ制は、私たちにどのような影響を与えるのでしょうか。
仕事におけるインセンティブの仕組み
インセンティブが特に分かりやすく導入されているのが、営業職です。月の契約数によって基本給にプラスでお給料が増えていき、逆に契約が取れなければ基本給からカットされていきます。また月のノルマ達成をしたら給料が増えたり、何かしらの褒美をもらえたりします。
つまり、毎月頑張ればそれだけ毎月ボーナスが貰えるのです。逆に毎月契約が取れなかったり、ノルマを達成できなかったりするともらえるはずだった給料もだんだんと減っていきます。契約を取れば、それだけで時間給の人以上の大きな報酬を貰えますが、取れなければ時間給以下の報酬になってしまう、仕事におけるインセンティブは自分の成果が正当に評価され報酬を貰える制度なのです。
インセンティブとモチベーション
そんなインセンティブ制度が、仕事において様々なところで採用されています。それは何故かと言うと、働く社員のモチベーションを上げやすいからです。
例えばパートやアルバイトで多くある時間給における仕事だと、たとえモチベーションがなく、だらだらと仕事をするだけでも働いた分だけ報酬は貰えます。だからこそ、自分の仕事内容の見直しはしなくてもいいですし、反省して改善してもしなくても時間給以上に何かをもらうことなどはほとんどありません。
しかしこれが、インセンティブ制になるとどうでしょう。自分が頑張って上げた成果は、目に見えてわかりやすく給料が増えていくという形で現れるのです。自分の頑張り次第で給料が増えていくなら、人は誰でもやる気を出すでしょう。
さらにインセンティブの良いところは、頑張った分は必ず人に認められるというところです。それは給料が増えていくという点でもそうですし、その頑張りそのものを会社としても評価していけるので、インセンティブは人の頑張りを目に見えてわかりやすくできます。
人は誰でも、認められたら嬉しいものです。認められた分、褒められた分だけモチベーションも上がっていきます。だからこそ、インセンティブは人のモチベーションをあげやすくなると考えられます。
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう