会社や組織で同期の営業マンとの文章力や語彙力に、大きな差を感じたことはありませんか?そういうときは、なぜもっと学生時代に本を読まなかったのか、小難しい講義で出てくる難解な言葉に興味が持てなかったのか後悔するものです。
営業にとどまらず、ビジネスは取引相手を説得することが重要ですが、レベルの低い文章力や貧困な語彙力によって、構成された企画書に誰が説得されるでしょうか?明日からビジネスで使える文章力を学べる本を3つ紹介します。
1. 「きちんとした敬語と表現」がすぐに見つかる ビジネスメール言い換え辞典
自分が今まで使ってきたメールや書類の表現は適切だったのか、知らぬうちに我流を貫いて他人に対して失礼な表現になっていなかっただろうか、相手に伝わる言葉だったろうかと心配になることもあります。
この本はビジネスメールにおける表現方法や敬語の使い方、文章表現を辞典の形式で確かめたり学べたりする本です。上司や目上の相手に「さすがです。」と伝えるにも「恐れ入りました。」「感銘を受けました。」「勉強になりました。」など表現方法がたくさんあることに気づかされます。
Amazon.co.jp: 「きちんとした敬語と表現」がすぐに見つかる ビジネスメール言い換え辞典: 村上 英記: 本
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2. ビジネス文章5ステップ上達法―今の自分の文章がわかる診断テスト付き
著者は堀内伸浩さんで、ビジネスライターにして文章コンサルタントです。プロが教えるビジネス文章力アップのための5つのトレーニング法が紹介されています。人の文章を読むこと、ノウハウを学んでノートにまとめる、文章の基本を学び構成力を高めることから推敲や校閲まで学べます。文章の専門家が教えてくれる必読の実践本です。
Amazon.co.jp: ビジネス文章5ステップ上達法―今の自分の文章がわかる診断テスト付き: 堀内 伸浩: 本
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3. デキる大人の文章力教室
この本は、明日から使える文章力アップのテクニック本です。いいお手本であるOK例とダメなお手本であるNG例を織り交ぜながら、わかりやすい内容が魅力です。何が悪いのか、何がいいのかが一目で分かるのがこの本の特徴です。
ビジネス文章力が低い初級者が学ぶのにもってこいの本です。特に時間のないサラリーマンにとっておすすめの本と言えるでしょう。
Amazon.co.jp: デキる大人の文章力教室: 小林 洋介: 本
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小説家の角田光代さん曰く「自分でも書けると思って書いてみると『こんな風には書けない』と思う」葛藤は、文章を書いたことのある人なら誰しも感じるところでしょう。小説家やエッセイイストでなくても人は文章を書く必要に迫られます。そのときに人の心を動かせる文章が書けないと、その書類や企画書は中身もダメなものになってしまうのです。仕事や活動を成功させるためにも、上述の本を読んで文章力を高めましょう。
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