HOMEビジネス 考えを少し変えれば\"転勤\"が楽しくなる!?「転勤が嫌で仕方がない!」という人が持つべき3つの意識

考えを少し変えれば\"転勤\"が楽しくなる!?「転勤が嫌で仕方がない!」という人が持つべき3つの意識

Shingo Hirono

2014/05/11(最終更新日:2014/05/11)


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by withassociates
 ビジネスマンにとって、転勤は人生の一大事。仕事の環境も生活環境も一変するのですから、ほとんどの人が不安を抱くでしょう、中には「転勤が嫌でしょうがない!」と嘆く人もいると思います。

 いくら「嫌!」と思っても、辞令が下りてしまった以上、それを覆すことは困難。また、将来のことを考えても、転勤先で少しでも成果を出すよう努めなければなりません。「嫌!」と意識を完全に払拭することは難しくても、少しでも前向きになるための、3つの意識の持ち方を紹介します。

1. 人間関係は常に「1対1」という意識

 転勤を「嫌!」と感じている人の、一番多い理由は「刷新される人間関係」ではないでしょうか。職場の人間関係、取引先など社外との人間関係が、ゼロからのスタートになるのが、転勤です。それを考えると憂鬱になる。人によっては、それを恐ろしいと感じることもあるでしょう。「職場にうまく馴染めるかな」と不安に思うのは、人間として自然な心理です。

 しかし、それは、「多数」対「自分」という意識を持ってくるから生まれる不安であり、恐怖なのではないでしょうか。まだ見ぬ転勤先の職場の同僚を、漠然とイメージし、その「多数の人間」と自分を対峙させて考えてしまう。「みんなとうまくやっていけるか」と考えるから、不安が募るのです。

 実際の人間関係は、常に「1対1」です。新しい職場の上司、同僚、あるいは部下の1人1人と、自分1人が関係を結んでいく。そう意識すると、不安はかなり軽減されるのではないでしょうか。

2. 自分の仕事の実績を見つめ直すという意識

 次に多くの人が不安に感じるのが「新しい環境で、自分は力を発揮できるだろうか」ということでしょう。たとえば、同じ営業職での異動であれば、仕事自体が大きく変ることはありません。しかし、顧客はすべて変わるわけですし、それまでのやり方がそのまま通用するとは限らないのです。

 しかし、それは転勤後に1つ1つ対応していけばいいことです。おすすめしたいのは、転勤を良い機会と捉え、それまでの自分の仕事の振り返りをすること。実際に行ってきた仕事を過去に遡りながら、見直していくのです。それらの実績を自己確認する。そして、それを自分の「強み」と意識するのです。

 「栄転」の場合に抱くプレッシャーも、そうした意識を持ち、「自分にはこれだけの実績がある。これからさらに1つずつ積み重ねていこう」と考えると、軽減されることでしょう。

3. 新しい生活環境を楽しむという意識

 もう1つが、新しい生活環境に関する不安です。特に既婚者で、新天地へ家族単位で引っ越す場合は、その不安は大きなものでしょう。

 しかし、ものは考えよう。「住めば都」といいますし、人間、新しい住環境には驚くほど短時間で馴染むことができるもの。「一家で長期旅行をする」ぐらいの意識で良いのではないでしょうか。単身者の転勤の場合はなおさら「旅行気分」になりやすいはず。その意識だけでも「転勤は嫌!」という気持ちは薄れるはずです。


 以上、「転勤が嫌!」という人の意識を前向きにする方法を紹介してきました。上記の意識を持って、「一年後の自分」をプラス思考でイメージしてみてはいかがでしょうか。

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