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これなら毎日続けられる!「仕事日記」がわずかな時間で作成できるオススメの書き方

Shingo Hirono

2014/05/11(最終更新日:2014/05/11)


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by Kennisland
 仕事の内容に関する日記を書いている方は多いと思います。しかし、ただ単にその日の業務内容を記録するような書き方は、文章を書く手間もかかり、読み返す時に意味がないのでオススメできません。

 日記を続けるためには、なるべく少ない時間で書ける、最低限の文章量にすべきでしょう。そこでオススメしたいのが、「3行日記」です。わずか3行であれば、ものの数分で終わりますし、忙しい時でも無理なく続けることができます。今回は、わずかな時間でも書ける「3行日記」の書き方を紹介します。

1行目:その日の行動を書く

 はじめの1行目は、その日の出来事や自分の行動を書きます。一日におこる出来事はたくさんありますが、その日に一番印象に残ったことや、仕事上のミス、意識的に行った行動を一つ絞り込んで書くとよいと思います。このとき注意する書き方のポイントとして、1行目に行動を書く際は、なるべく具体的な内容を簡潔に書くようにしましょう。

 例えば、出社・退社時間に関する出来事や、仕事にかかった時間に関する行動を書くのであれば、その時刻や時間を数字に表します。場所に関するものであれば、駅名や地名、会った人に関する内容にし、その人の名前や所属する会社名なども具体的に書いておきます。そうすることで、日記を見返したときに内容が分かりやすくなるでしょう。

 また、1行目が抽象的な漠然とした内容より、簡潔で具体的な内容が書いてあると、1行目の行動について書いていく2行目、3行目の文章も書きやすくなるメリットもあるのです。

2行目:結果や気づいた点を書く

 2行目は1行目の行動をした結果どうなったか、または、出来事に関して気づいた点などを書きます。2行目を書くときも、1行目と同じように抽象的な表現ではない、具体的な内容で、簡潔明瞭に要点を絞った1行の文章に収めることが重要です。

 今まで仕事の細かな業務内容に関することや、長文の日記を書いていた方は、色々書きたくなることが出てくるかもしれませんが、3行日記の書き方においては、少ない文章量で構成することが基本となるので、一番書かなければいけないことだけを抽出して、残りの部分は大胆に省いて下さい。

 また、日記に使っている手帳や日記帳が大きいと、思わずたくさんのこと書いてしまう傾向があります。なかなかうまく文章が省略できないという人は、小さめの手帳を使用すれば、書くスペースにも限りがあるため、必然的に1行に収めるクセがつくでしょう。

3行目:感想や教訓を書く

 最後の3行目は、その日の行動による結果や気づいた点に関して、反省するべきこと、修正した方が良いポイントなどの感想や教訓を書けば、注意するべき改善点もはっきりとし、仕事に生かせる日記になります。

 ただし、仕事上のミスが重なり、業務上の改善点がいくつか見つかる場合には3行の書き方にこだわらず、4行目、5行目と思いつく限りの教訓を記した方が仕事に生かせるので、そのような場合は3行目で終わらせることにこだわらなくても良いでしょう。

 失敗から得る教訓は、その後の成長に非常に重要な要素なので、日記の3行目はとても重要なポイントです。特に教訓が思いつかず、仕事がうまくこなせた時は、「前回の教訓に基づいて注意したのでスムーズに仕事がこなせた」などと書いておけば、その前に書いた3行日記の改善点が、しっかり仕事に生かせているかどうかのチェックにもなります。


 以上、わずかな時間でも書ける、「3行日記」の書き方を紹介しました。仕事の日記が続かずに悩んでいる人は、一度試してみることをオススメします。

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