近年では、女性の社会進出が急速に進んでおり、多くの仕事で女性が登用されるようになってきました。一方、現在でも一部には「女性は出産や育児で仕事を辞めるから責任のあるポジションは任せられない」といった古い認識が残っているのも事実であり、こうした現状の中で、女性が将来性のある仕事で働き続けるためには、ただ漫然と働いているだけではいけません。
そこで、以下では女性が生涯働き続けられる将来性のある仕事に就くためのポイントをご紹介していきたいと思います。
1. 就職に直結する資格を取得する
女性が働き続けられる仕事に就くための最大のポイントは、就職と関連性の高い資格の取得です。特に現在の日本社会は、医療介護業界の人材が圧倒的に不足していることから、医療介護系の資格を取得することのメリットは非常に大きいと言えます。具体的には、看護師や介護士、薬剤師といった資格が挙げられるでしょう。
また、保育士や幼稚園教諭も不足傾向が続いており、保育園や幼稚園だけでなくベビーシッターや託児所などの仕事も豊富で将来性はあります。その他の資格も仕事に役立つものもは多く、情報化が進展した現代では基礎的なPCスキルが求められるため、Microsoft Office系の資格なども有効性が高いと言えるでしょう。
2. 積極的にキャリアアップする
女性が将来性のある仕事に就くための、もう1つの大きなポイントはキャリアアップです。特にキャリアアップが有効なのは、オフィス系の仕事に勤めている女性で漫然と言われた仕事だけを繰り返すのではなく、積極的に提案を行ったり、職場内をまとめる役割を引き受けるといった行動を取ることで自身のポジションを高めていくことが大切になります。
そうした過程で、企業から必要な人材として認められるようになれば、もし出産や育児で一時的に仕事から離脱したとしても、再び戻ってくる席が確保されるという例は珍しくありません。
また、キャリアアップは同じ企業内だけで行うとは限りません。1つの企業で色々なスキルや経験を積んだら、積極的に別の企業への転職を目指すのもキャリアアップの有効な手段です。たくさんの企業で経験を積めば、それだけバリエーションのある対応が可能となるため、企業からの信頼も厚くなります。
ただし、転職にはデメリットもあり、明確な目的を持たず転職を繰り返していると、かえって企業から不信感を抱かれ、採用を控えられてしまうという危険性もあるので、転職を決意する前には必ず転職の目的とキャリアプランを明確にしておくことが大切です。
残念ながら、まだまだ日本社会は女性が働きやすい環境が完璧に整っているとは言えない状況です。そうした状況の中でも、女性が自分らしく働き続けるためには、上記のように攻めの姿勢を持って仕事や仕事探しに取り組んでいかなければなりません。
そして、自身を高めるために努力した結果は、必ず自身にプラスになって返ってくるので、ぜひポジティブな思考を持って生活を送るようにしてみましょう。
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