仕事をしている途中で、休憩を取ることが日常的にあるでしょう。個人的な休憩もあれば、仕事のメンバーと一緒に、同時に休憩を取ることもあります。いずれの場合も、休憩は貴重な時間。その時間をどんな風に過ごせば、その後の仕事をスムーズに再開できるか。ここでは、休憩時間の活用法について話していきます。
短時間でも気分を「完全OFF」にする
大切なのは、休憩時間を「浪費」しないということ。そのために「たとえ短時間でも、気分を完全にOFFにする」という意識を持つことが必要です。意識の中で、仕事の流れを完全に一時中断するのです。ところが、実際にはこれがなかなかできないもの。デスクで休憩し、お茶を飲みながらも、パソコンで仕事のメールをチェックしたり、なんとなく仕事のことを考えてしまう人が、少なくありません。
それだけ仕事熱心ということではありますが、これは効果的な休憩時間の過ごし方とは言えないでしょう。作業は中断しても、意識が「ON」のままでは、頭を休めることはできません。そのまま仕事を再開すると、集中力を欠くことになってしまうのです。
フィジカルに気分転換を
おすすめしたい休憩時間の過ごし方の1つ目は、フィジカルに気分転換すること。有効な方法は2つあります。軽いストレッチと、外の空気を吸うことです。職場の環境にもよりますが、もし可能であれば、肩こり解消のための腕と肩の運動をしてみましょう。
腕を回したり、頭の後ろで手を組んだりして、肩甲骨を動かすと効果的。実はふくらはぎの刺激が血流を良くするので、マッサージしたり、背伸びの運動をするだけでも、血行は改善されます。
また、外の空気を吸うのも効果的です。会社の外へ出て伸びをしたり、もしあれば屋上へ出て、空を見上げるだけで気分はリフレッシュされるでしょう。会社の近くのコンビニに買い物へ行くという方法もあります。
仕事の仲間とコミュニケーションを図りながらリフレッシュ
仕事のメンバーと同時に休憩を取る場合、同僚やチームメートと談笑するのも、気分転換に有効です。ただし、仕事の話はしないこと。それでは、頭がOFFになりません。あくまでも「雑談」。プライベートのことでも良いですし、いわゆる「世間話」でもいいでしょう。とにかく、「仕事と関係ない軽い話」をするのです。
仲間とのコミュニケーションも図れますし、仕事と離れた話をすることで、人間関係を深めることにもつながります。あくまでも、気分をリフレッシュするために行うコミュニケーションなのですから、苦手なメンバーがいるような場合は、むしろその席を離れたほうがいいでしょう。「仲の悪くないメンバーとの会話」ということが前提条件なのです。
ポイントは、仕事を再開するときに「さあ、がんばろう」という気持ちになるような、休憩時間の過ごし方をすること。そのために、気分を「完全OFF」にすることが必要なのです。休憩時間を活用して、上手に仕事を再開させてください。
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