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組織を理想の状態へと導いていく!「管理職」が会社内で果たすべき3つの役割

Shingo Hirono

2014/05/10(最終更新日:2014/05/10)


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 組織の中で需要な意味を持つのが管理職です。組織を組織たらしめているのは管理職の存在であり、管理職抜きに組織を語ることはできません。組織には、色々な形態がありますが、それらの分類は全て管理職をどう位置付けるかによって分類されています。

 では、管理職が果たす役割とは具体的には一体どのようなものなのでしょうか。今回は、管理職が会社内で果たすべき役割について解説します。

1. 人材管理

 管理職が果たすべき第一の役割が、人材管理です。企業にとっての戦力となる人材を管理し、業務の円滑な進行を確保することが管理職の果たすべき役割であり、最も重要な仕事の一つになります。

 人材管理の具体的な内容は様々で、部下のモチベーションを上げたり、やる気を引き出したり、といった意欲の管理、健康診断や健康増進活動を通じで部下が健康に働けるように配慮する健康管理、悩みを抱える部下の相談に乗ったり、カウンセリングを実施するメンタル管理、部下同士の人間関係や仲間意識をはぐくむコミュニケーション管理など、管理対象は多岐にわたります。

 これら全てを管理職が責任を持って実施しなければいけないのですから、人材管理の負担がいかに大きいのかということがわかります。上司は部下が快適に働ける職場を作り上げるために、人材を管理し、運営していく責任を負っているのです。

2. 業務管理

 管理職は業務内容に関する責任者でもあります。業務の進行計画を作成し、計画通りに仕事が進んでいるのかを、適宜チェックしながら最終的なゴールに導いていくのが、管理職が果たすべき業務管理です。

 業務管理の役割とは、最終的なゴールにたどり着くまで責任を持って業務を管理していくことにあります。管理職は業務の完成のために必要な人材配置を行い、必要な予算や資材を用意します。

 管理職が絶対に達成しなければいけないのが、業務の完成です。業務の質やスピードはすべて完成を目指してのものであり、どんなに効率を改善したとしても、完成しなければ意味がありません。

3. 業務改善

 管理職はただ業務の進行を管理するだけでなく、より効率の良い働き方が実現するように改善の努力を重ねていく役割を負っています。業務の改善が実現されれば、会社の業績アップにつながり、より良い未来を切り開いていくことができます。企業が安定的に成長しながら業務を継続していくためには、業務改善が必要不可欠です。

 業務改善は、効率の向上と同時にリスク回避にも効果を発揮します。業務内容を見直し、問題点を改善していくことで、事故やトラブルのリスクを低減することができるのです。リスクが低下すれば業務は安定度を増し、より理想的な経営に近づいていきます。


 管理職がいなければ、組織が健全に機能することはありません。管理職が役割を果たして初めて組織が正常に活動できるのです。管理職は果たすべき役割も責任も非常に大きいですが、やり遂げたときの達成感も大きくやりがいのある仕事でもあります。

 仕事に対して努力を怠らないことが、優秀な管理職になるコツです。優秀な管理職目指して、日々努力を重ねてください。

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