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普段の仕事中でも実践可能!「文章力」をグッと向上させるためのトレーニング方法

Shingo Hirono

2014/05/10(最終更新日:2014/05/10)


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 ビジネスの質をより高いものにするためには、文章力向上の努力が求められます。文章力向上の努力をすることで自分の意思を誤解なく他者に伝えられるようになり、ミスやトラブルを起こすことなく、スムーズにビジネスを行うことができるでしょう。

 文章力を向上させるには、どのような方法で努力を行えばいいのでしょうか。今回は、仕事内で出来る文章力向上の方法を紹介します。

色々な文章を読む

 文章力を向上させるためには、文章力の基礎となる土台が求められます。文章力の土台とは様々な文章を読んだ経験であり、どれだけたくさんの文章を読んできたのかによって決まります。自分の中にないものを文章で表現することは不可能です。なるべく様々な文章に触れることで国語力の土台をつくり、その上で文章を書かなければ豊かな文章を書くことはできません。

 文章力をつけるためにはいろいろな種類の文章に触れることが重要です。ビジネス文書はもちろん新聞、雑誌、小説、エッセイ、評論等、色々な種類の文章に触れることで様々な文章の書き方を学ぶことができるので、条件や目的に応じてふさわしい文章を書けるだけの文章力が身につくでしょう。

色々なパターンの文章を書く

 文章と一口に言っても様々な種類があります。種類が違えば求められる文章の形式やパターンは異なるので、多くのパターンの文章を書いてみることで文章の多様性を鍛えることができるでしょう。

 同じビジネス文書でも、企画書と説明書では求められるスタイルも目的も全く変わって来ます。企画書の文章には訴求力が必要になりますが、説明書の文章ではわかりやすさや確実性が重要視されるのです。様々な文章を書くことで、文章に本当に必要なものは何かを見極めることが可能になり、文章の長さを自由自在に調節する事ができるようになります。

要約する

 高い文章力とは、文章の長さに関わらず必要なことをきちんと盛り込む事ができる能力です。長い文章を要約する練習を重ねることで、文章の要点を理解する力が高まり、締まりのある文章を書く力を鍛えることができます。

 要約とは文章の本質を見極める事であり、どこが文章の本筋であるのかを見つけ出す作業でもあります。きちんと要約ができる力が身につけば、背骨のしっかりとした芯の通った文章を書けるだけの文章力が身につくでしょう。

 要約とは逆に、短くまとめられた文章に肉付けしてみるのも文章力を鍛えるのに良い方法です。どのような形にすれば、より分かり易く見栄えのいい文章になるのかを考えながら文章を肉付けしていくことで、文章力を鍛えていくことができます。


 文章力といっても、プロの作家になれるほどの実力が必要なわけではありません。ビジネスで求められる文章力では、読みやすく間違えのない文章が書けるだけの力が身につけばいいのですから、普段の仕事の中で意識するだけでも文章力を向上させることは可能です。

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