職場での冠婚葬祭は、避けては通れないイベントの一つです。本来なら手紙が望ましいのですが、最近ではメールでの連絡も多くなりました。今回は、葬儀や結婚式を欠席するときのメールのマナーを紹介します。
葬儀を断るときのメールのマナーと例文
葬儀やお通夜に出席できないときは、メールで欠席の連絡をするのも一つの手です。メールなら相手が都合の良い時に確認できるからです。
件名
件名を見ただけですぐに内容がわかるようにしましょう。例えば、「○○です。お悔やみ申し上げます」や「お悔やみを申し上げます (○○より)」などです。
例文
敬語に注意して文章を作ってください。例文を紹介します。
○○様のご逝去を知り、とても驚いています。
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
心身ともに大変な時だと思いますがくれぐれもご無理をなさいませんように。
本来であれば直接お目にかかりお悔やみを申し上げたいところではございますが、
略儀ながらメールにて失礼いたします。
結婚メールのマナーと例文
結婚式にいけない場合や、家族のみの招待の結婚式の場合、お祝いの言葉を相手に伝えます。以前は、祝電などが一般的でしたが、最近は、披露宴を行わない結婚式も多くあります。メールであれば、そのような場合にもお祝いの言葉を送ることが可能です。
件名
自分の所属がハッキリわかるようにしましょう。例えば、「ご結婚おめでとうございます! (○○より)」や「○「【××(株)○○より】ご結婚のお祝いを申し上げます」などとします。
例文
ポイントは、わかりやすく素直にお祝いの言葉を書くことです。取引先が相手のメールでは、ビジネスメールと同様のマナーが必要です。件名は、ほかの仕事上のメールとごちゃごちゃにならないようにするためにも、わかりやすいものを選びましょう。以下が礼文です。
△△株式会社
○○様
このたびはご令嬢のご結婚おめでとうございます。
ご両親様のお喜びもひとしおのことと存じます。
お二人の末永いお幸せをお祈り申し上げますとともに
皆様の益々のご発展をお祈り申し上げます。
略儀ながらメールにて失礼申し上げます 。
いかがでしょうか。直接顔を合わせることができないため、欠席の際はその連絡であなたの印象が決まります。失礼のない連絡でイメージを損ねないようにしましょう。
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