上司に相談を持ちかける際の上手な仕方というものはあるのでしょうか。普段あまり話をする機会が無いような上司であれば、なおさら考えることではないかと思います。そして、それを考えるには逆に自分が相談を持ちかけられる時のことを考えてみると良いでしょう。どんな状況の時に、どのような形で相談されると、どのようなアドバイスをすることができるのか。いずれもベストな状況を想像することができれば、よりよいアドバイスがもらえるでしょう。
「タイミング」
よほどの緊急事態を除いては、上司に相談を持ちかけるタイミングもとても大切です。そのためには上司の仕事のサイクルを把握しておくことも必要です。そして、できる限り上司に余裕がある時に相談事は持ちかけたいものです。これはあくまでも上司の都合を考えてのことではなく、あくまでもより良いアドバイスをしてもらうための事です。
「目的を明確化」
相談を持ちかける際に大事なことは、その話の組み立て方です。前置きが長くなってはいけません。それを聞いている間に上司としては聞かれるであろう相談内容を想像して、その答えを探し出します。そして、話が終わる頃にはすでに答えが出てしまっている場合があります。それが適切かどうかはわかりません。それを回避するために、まずは何を聞きたいのかを初めに伝えることが必要です。
「自分の意見をしっかりもつ」
相談するに際してただ単に上司のアドバイスを求めるだけではなく、その前に自分なりに考えた解決方法などがあれば話すことが大切です。結果だけ伝えられるよりも、そこへ至る考え方の方が重要なので、それをいかに吸収するかということも想像を持ちかける目的となります。そのための材料があればできる限り出すことです。そして、そのための時間を取ってもらうためにも、上司の時間が取れるタイミングを把握しておく必要があるというわけです。
以上のように、相談事を持ちかける上ではベストのアドバイスを受けるために出来ることを考えることが必要であることがわかります。そして、また単にアドバイスを受ける事だけが目的ではなくて、その過程を学ぶということもあります。そのために、自分なりの考えもできる限り添える、それに対するアドバイスももらうということができればベストです。
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