上司へ誕生日のメッセージを贈るときには、どのような事に留意すればいいでしょうか。まずは、素直なお祝いの気持ちが伝わることが一番大切ですが、会社においての上司と部下の関係や、社会人としてのマナーとして、気を付けた方が良い事がいくつかあります。それはどのようなことでしょう。
心からお祝いの気持ちが表現されていることが大切です。
当然のことですが、上司にお誕生にメッセージを贈る場合、上司のご機嫌とりというだけでは、少し寂しい上司と部下の関係です。
上司と良好な関係で、親しい関係であれば、少しくだけている言葉でも、ダイレクトにお祝いの気持ちが伝わりますから良いでしょう。気を付けるべきことは、くだけすぎないこと。やはり、カードなどのメッセージは残りますので、口頭とは異なります。
普段、口頭では伝えていなかった、日ごろの感謝の気持ちなどを、この機会にメッセージカードに添えると、上司にとっては本当に嬉しいお祝いとなり、喜んでいただけるでしょう。
お誕生日おめでとうございます。いつもあたたかいご指導をありがとうございます!本当に感謝いたしております。これからもまだまだご面倒をかけることがあると思いますが…今後とも宜しくお願いいたします。
お誕生日おめでとうございます。いつも、的確なご指導をいただき、本当に感謝いたしております。この1年、○○部長のもとで、かなり自信がつきました。今日は素敵な1日をお送りください。
また、上司が厳格な人で、いつも緊張の関係だという場合は、多少形式的かもしれませんが、きちんとした言葉でお祝いのメッセージを伝えましょう。
お誕生日おめでとうございます。いつものご指導を大変感謝いたしております。今年は、さらに期待にお応えできるよう、努力してまいります。この一年が、○○部長にとって、たくさんの幸福に満ちた日々でありますように。
こういった場合も、部下として上司に感謝をしている気持ちや、今後の自分の頑張りを期待させるような言葉を添えると、厳格な上司の心にもささり、喜ばれることでしょう。
誕生日お祝いのメッセージ、考慮すべきマナーは…
上司が男性の場合、女性の場合、部下がその同性の場合や異性の場合など、関係性によって、対応も変わります。まず念頭におくべきは、上司はそのメッセージカードを自宅に持ち帰る可能性があるということです。そして家族が見るケースをきちんと想定し、配慮した言葉にすることが大切です。
個人的な気持ちと受け止められる表現は避け、会社や部署の一員として、という立場が明確にされた表現が適切です。
お誕生日おめでとうございます。○○部長には、いつも厳しくも適切なアドバイスをいただき、部員一同、大変感謝をしております。ご面倒をかけるかもしれません、今後とも宜しくお願いいたします。プレゼントは皆で選びました。お気に召してくださると嬉しいです。良いバースデーをお送りください。
また、上司によっては、年齢を重ねることを意識したくない人や、お誕生日をお祝いの日だと考えておらず、誕生日を迎えるのが嫌いと思っている人も多いようです。
これには個人差がありますし、たしかに年齢に関することに踏み入るのは、プライベートな問題です。例えば、女性の上司を褒める気持ちで書いたメッセージも、受け取る場合にとっては、そのように取らない可能性もあるのです。
お誕生日おめでとうございます。○○課長のように、早く皆に信頼される存在になりたいです。これからもご指導よろしくお願いいたします!
上の例のように、上司の気持ちも配慮の上、お誕生日は行事の一つとして、爽やかなイメージでのメッセージが好ましいでしょう。今回は、上司に誕生日メッセージを贈る際のバリエーションをまとめてみました。より上司の方との関係性を高めていってください。
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