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集中力のせいとは限らない!?ケアレスミスが多い部下への2つの対処法

Takeshi Sugiuchi

2014/05/09(最終更新日:2014/05/09)


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by BONGURI
 誰にでもあるケアレスミス。しかし、部下がミスばかりしていたら、上司であるあなたは注意しなければいけません。ただ仕事に集中していないだけ、と考えているかもしれませんが、そんなことはありません。集中力の低下以外にもケアレスミスが起こる原因はあるのです。

1. チェックする時間をしっかり確保する

 もしかしたら、仕事の量が多すぎて確認をする時間がないのかもしれません。ケアレスミスが多い部下には、まず仕事に追われていないかを聞いてみましょう。もしも今の仕事をさばくのが精いっぱいで、確認する時間がないせいでケアレスミスが多いのだとしたら、まずは時間を用意してあげましょう。ミスなく作業ができる時間まで作業にかける時間を増やして、そこからクオリティを維持したままスピードを上げていくのです。まずは部下が無理をしていないか一度確認してみましょう。

2. 成功例を提示する

 もしかしたら、何がミスなのか部下もよく分かっていないのかもしれません。ミスを指摘されたらそれを場当たり的に直しているだけで、どのような状態ががいけないのかわかっていない場合もあります。

 そのような時は、まず上司であるあなたが成功例を提示してみましょう。ミスがない状態がどんなものなのかを教え、どのようなものがミスなのか、それはなぜなのか、具体例と理由までハッキリ教えてあげてください。


 いかがでしょうか。ケアレスミスの原因は集中力の低下だけではありません。部下がそもそも仕事で無理をしている、または仕事を理解していないことが原因かもしれないのです。頭ごなしに叱るのではなく、ミスの原因を突き止めることが改善への近道です。

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