職場の人間関係の中でも、特に上司との関係は大切です。できるだけ良好な関係を構築するよう努力するのは、部下にとって必要な仕事の1つと言っていいでしょう。しかし、そうはいっても、人間関係ほど難しいものはありません。いくら努力しても「上司とうまくいかない人」はいるものです。
そして、そういう人が実際には大変多いのです。関係改善を図るべきなのは言うまでもありませんが、ここでは、現状よりさらに関係を悪化させてしまう「NG行動」を紹介します。「上司とうまくいかない」という自覚のある人は「自分はだいじょうぶか?」と確認しながら読んでみましょう。
セクション内のメンバー相手に「上司批判」をする
上司とうまくいかないと感じている人が、やってしまいがちなのが「上司批判」です。社外の友人や家族に上司の悪口を言うぶんにはかまいません。それによって幾分かでもストレスを解消できるのであれば、時には上司に対する「グチ」を口にするのもいいでしょう。
仕事上必要なコミュニケーションも省略してしまう
次に挙げられるのが「仕事上必要なコミュニケーションまで省略してしまう」という過ちです。「うまくいかない」と思っている上司とは、できれば話をしたくない。これが人間の心理。そのために、必要な報告や連絡まで怠ってしまうケースが少なくありません。
それを怠れば当然上司は当然、不快に感じます。あなたに対する感情が悪化するわけです。また、あなた自身、そのことによって上司から無用な叱責を受けてしまいますし、自身の仕事にとってもマイナスになりかねません。デメリットしかないと言っていいでしょう。
「上司とうまくいかない」という状況は、自分の仕事を円滑に進め、成果をあげるためには、大きなマイナス要素です。関係改善を図る前に、上記の「2つのNG」を自分が犯してしまってはいないか、自己確認してみましょう。
風通しの良い職場で働きたい!人間関係に悩み続けているなら「転職」を考えてみる
働く上で「対人関係の悩み」は尽きものだ。
パワハラやセクハラなどといったハラスメント関係の悩み、人とのコミュニケーションが上手くいかない、社内の雰囲気と性格が合わない——「対人関係の悩み」と一言で表しても、その背景にある原因は人それぞれ。
独力で解決できる対人関係の悩みもあれば、放っておくと精神的に追い込まれてしまうような対人関係の悩みもある。
ストレスが限界まで溜まると「選択肢」が狭まる
対人関係のストレスが限界まで溜まり、「うつ病」「自律神経失調症」「胃がん」などの病気にかかると、転職活動をする余裕すらなくなってしまう。
そのため、少しでも思考が働くうちに“転職活動”を始めてみることをオススメしたい。
転職活動を行うエネルギーが残っていない、転職をすることへの自信を喪失してしまう、長期間の休職によってキャリアに傷がつき転職しづらくなってしまった……など、ストレスを放置することは、人生・キャリアにおいて非常にリスキーなことなのだ。
ストレスが限界値を突破する前に、まずは転職エージェントに自分のキャリアについて相談してみよう。
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