仕事のやりがいとよく言われるものですが、その定義は実は人によって違うものです。また、普段の仕事の中でどこにそのやりがいを見出すのかもまた、人それぞれです。けれども中にはなかなか、そのやりがいを見出す事ができない人も多いことでしょうし、果たしてどこに見いだせばよいのかもわからないという事もあることと思います。果たして仕事のやりがいとは何を指すのでしょうか。また、どこにそれを見いだせばよいのでしょうか。
やりがいとは何か
そもそも、仕事のやりがいとはどのようなものなのでしょうか。よく、自分の好きな仕事であればそれがやりがいにつながるという考え方もありますが、実際はたとえ好きな仕事ではないとしてもやりがいを見出すことは可能です。とすると、その定義は他にありそうです。ひとつ考えられるのは、その結果においてやりがいを感じる、いわゆる達成感というものがあります。達成感を感じるような仕事にやりがいを感じるということがひとつです。
どこに仕事のやりがいを見出すのか
やりがいとは、達成感のみに発生するものでしょうか。そこに至る過程においても感じることはないでしょうか。つまり、仕事を成し遂げる過程で行う様々な作業を通して、それを遂行することに没頭できる状態を、やりがいを感じているとも言えます。
つまり、仕事に取り組む姿勢がどの程度あるのかということが、やりがいの目安とも言えます。すると、やりがいとは仕事における目的を果たすために取り組む原動力となるもの、と定義することができそうです。となると、やりがいを見出すところは、その仕事を進めている中においてという事になります。
やりがいを見出しやすい条件とは
それでは、決して好きと言えるわけではない仕事にも、やりがいを見出せる理由はどこにあるのでしょうか。それは実は、仕事というものが何なのかということに通じることです。そもそも仕事というものを深く掘り下げていくと、どれにも共通するものが浮き上がってきます。それは、仕事に必要な能力とも関係があります。仕事とは、目的を果たすためにどのような手段を取るのか、どう進めていくのかを考え出すことと言うことができます。
そして、それを遂行することが様々な仕事によって異なる作業です。つまり、業種によって異なる作業をいかに効率よく、より良い結果を出せるようにするかを考える事こそが仕事であり、それに取り組む中で見出せるものがやりがいと言うことができます。これが、たとえ好きとは言えない仕事であってもやりがいを見出せる秘密です。
以上の事から、誰でもどんな仕事に携わっていても、そこにやりがいを見出すことができるという事がわかります。真剣に仕事に取り組むことによって初めて、やりがいを見出すことができるということで、やりがいがあるから仕事に精を出せるという考えは順序が違うということでしょう。
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