キャリアを考えるときに使えるのがロードマップです。ロードマップを作れば自分が何を希望し、そのためには何をすればいいかが見えてくるのではないでしょうか。ここではロードマップの作成手順を紹介します。
1. まずは目的と問題点を明らかにする
最初に行うことは目的を定め、現時点での問題点を分析し整理することですゴール地点をハッキリと決め、そこにたどり着くために必要なこと、足りないものを洗い出していきます。そこから目標に向けてすべきこと、したいことを導き出していきます。
2. 中間地点の設定
ここでは目標までの道程を考えるためにいくつかの小さな目標に落とし込むという作業をします。ゴールまでの中間地点を設定するのです。まずはそれぞれの中間地点にたどり着くためにはどうすればいいかを考えましょう、また、その際にはリスクとなりうることも洗い出し、その対策としていくつかの道程も用意しておきます。
3. いくつかのルートを考える
ロードマップとは、目標への道程であるとともに、その達成のための管理ツールでもあります。目標までの間にもいくつかのチェックリストをを作っておいて、自分の成長が視覚的に確認できるようにするとよいでしょう。
目標にたどり着くためのルートやチェックリストの種類は一つではなく複数設定するとよいでしょう。ロードマップが単なる計画と異なるところは、その道程において重要な分岐点となるイベントを予測しておくことです。つまり、あらかじめリスクの回避ルートを設定しておくことにより、いつでも計画を変更して柔軟に対応できることができるのです。
ロードマップを作る上で大切なことは、要所要所の分岐点でいくつかの枝分かれする計画を立てておくということです。そこでよりリスクの少ないルートを選択し、そこからまた本道に戻り目標に向かって進むことになります。単なる目標でなく、そこに至るまでの道筋を柔軟に考えられることがロードマップのメリットなのです。
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