仕事でミスをして落ち込んでしまったという経験はありませんか。ミスを経験してきたベテランの社員であればミスから立ち直る方法を自分なりに身につけているでしょう。しかし、新入社員や経験の浅い部下はミスにより落ち込んでしまいがちです。ここでは、部下がミスで落ち込んでしまっていた時に上司がしてあげるべき対処法について述べていきます。
同じミスを繰り返さないことが大切だと教える
ミスをしても、それを良い経験とし繰り返さなければ、それは財産となります。それをまずは部下に伝えてあげましょう。ミスをしてしまったことで落ち込んでいる状況では、失敗をプラスの要因として考えることは難しいです。まず、ミスはマイナスの要因ばかりではないことを知ってもらいましょう。
ミスは誰にでもあると教える
ミスは当然しない方が良いことです。けれども、そのミスは誰もがしてしまうミスであることを教えましょう。仕事を行う上で全てのことを予測することは出来ません。予期せぬ事態というものがビジネスにはつきものです。
さらに、経験していないことは誰にでもありますよね。特に経験の浅い部下であれば、自分よりも経験が少ないのだから、そのような事態に直面したことがある可能性は確実に低いです。そこで、ミスは貴重な体験であることを知ってもらうことが大切です。その経験を重ねることで、次に同じ事態が起きてしまった時に繰り返さないということが重要です。
ミスの対策を考えさせる
ミスをしてしまったからといって落ち込んでいるだけでは何も生まれません。いくらミスが経験になっても、その対策を立てられないのでは成長にはつながりません。そこで、そのミスの対策を自分自身で考えさせてみましょう。まずは原因を知り、そてからそのミスに対する具体的な対策を立てるということが重要です。
そこで気を付けてほしいことは、あくまでも「自分」で考えさせるということです。上司が指示をした方が効率面では良いでしょう。しかし、ミスをする度に自分でその対策を考えるという癖を身につけることが部下にとっての成長であるということを知っておきましょう。
失敗をしてしまうことは誰にでもあることです。部下がミスをしたことをただ叱るのではなく、上記を参考に部下のミスを成長につなげることこそ、上司の役目です。
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