職場には、どのような形であれリーダーとしての役割を持った人がいます。リーダーはリーダーシップをとって、チームやプロジェクトの取りまとめを行っていますが、リーダーだけが常にリーダシップを取ることは良いことではありません。
リーダーが仕事のできる人間で業務上何も問題がなければ、今のところそれで問題はないのかも知れませんが、そのリーダーが職場を離れたときに下の人間がだれも育っていないという可能性も十分にあり得ますし、そうなるとメンバーの仕事の意欲低下につながります。リーダー以外の人が、積極的にリーダーシップをとる必要があるのです。
リーダーシップを意識させる
いつ決まった人ががリーダーシップを取っていると、職場やチームがマンネリ化してきます。リーダーが頑張ればどうにかなる、自分は楽をしようという考えを持った人も出てくるからです。
常に流動的にリーダーシップを取ることになれば、リーダーシップを取ることになった人は人任せではないという思いから責任感がうまれてきますし、その他の人も自分にもリーダーシップを取れる可能性があるということが分かることで自分もそうなりたいという意欲が出てくるのです。
どんどん色々な人にリーダーの役割を任せてみましょう。リーダーシップを取る人が変わることで今まで当たり前だったことに新しい風が吹くかもしれませんし、斬新なやり方があるかもしれません。意外とやり方が変わることでよくなることもあります。そういったことは職場でのプラス要素になります。
形式上のリーダーは見守り役になる
いつも決まった人がリーダーシップを取らないということになると、少し不安になるかもしれません。しかし、誰でも経験をして覚えて出来るようになっていくのです。
失敗したり、悩んだりすることも成長過程には必要なことです。リーダーシップを取ることになった人に足りないところがあるならば、経験豊富な人がアドバイスしてあげればよいのです。そして、失敗しそうになったらフォローをする側にまわるのです。
はじめは大変かもしれませんし、口を出したいところぐっとこらえて見守らなくてはいけません。しかし、そうすることでメンバーに自分の意見を持ち進めていきたいという気持ちが生まれ、全員の仕事のレベルアップに繋がっていきます。
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