企業とは、様々な考えや知識を持った人たちの集まりです。それぞれの社員が、それぞれの持ち場で力を発揮することにより、利益を生み出すことができます。そういった意味では、企業にとっての一番の資産は、人材とも言えるでしょう。
会社の中で何か企画や問題や課題が発生した時には、それぞれチームを組むことになります。ひとりでは解決できない問題や課題であっても、多くの人が力を合わせ、考えることで、解決できる問題は少なくありません。ここでは、リーダーシップを発揮しながら、課題に打ち込む方法を説明していきたいと思います。
課題解決までのステップ
ビジネスを行う上で、問題が生じたり、課題が発生することは、よくあるでしょう。こういった場合は、部や課などでチームを組み、問題や課題の解決策を探ることになります。この時に、適切なリーダーシップがとれるリーダーがいるかいないかで、問題や課題解決までにかかる時間もそれぞれ左右されていくのです。
1. 客観的な事実を集める
問題や課題が発生した際は、まず状況を適切に把握することが何よりも重要なことになります。正しい事実が掴めていなければ、今後の解決策なども探すことができなくなってしまうからです。
会社での問題や課題は、人間関係の問題なのか、技術的な問題なのか、作業上の問題なのかなど色々ありますが、客観的な状況のみを記録をするように心がけましょう。この時に注意したい点は、主観を入れないということです。
2. 課題や問題を整理し、区別しておく
得られた情報を基に、どんな問題が発生しているのか、課題があるのかを整理し、分類しましょう。ポイントは、わかりやすくシンプルにまとておくということです。
3. 問題や課題の解決策を考える
問題や課題が整理されたところで、何が原因となっているのかということを考える必要があります。技術的な問題などであれば、再度同じ状況をつくり、同じ問題が起きるかなどの実験と検証も必要になってくるでしょう。
そして、その原因に基づき、現実的な解決策を考えていきます。この時に、チームの社員が発言しやすいように環境を整えておくこともリーダーの大切な役割です。解決策がいくつが出てきたら、優先順位なども決めていきましょう。
最後まで見届けることが大切
リーダーは、その問題や課題において責任を負わなければなりません。ですから、問題が解決されるまでは、最後まで取り組むという姿勢が、何よりも大切なことになります。
その姿勢を見せることで部下達は「この人に付いていきたい!」と思うのです。いくら口でもっともらしいことを言ったところで、リーダーが行動で示さなければ誰もついてきてくれなくなってしまうでしょう。
以上、リーダーシップを発揮しながら、課題に取り組む方法を紹介してきました。課題解決の時こそ、リーダーシップが最も発揮される場といっても過言ではないかもしれません。部下達の憧れのリーダーになるためにも、ここで紹介したことを意識してみて下さい。
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