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\"具体例\"のないアピールは無価値!面接で「リーダーシップ」をアピールする際のテクニック

Shingo Hirono

2014/05/06(最終更新日:2014/05/06)


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by Adam Haranghy
 最近では、多くの会社で社員に対し「リーダーシップ」を求めるようになってきたように感じます。そのため、新卒の面接では「リーダーシップ」をとって経験などが聞かれます。しかし、面接の際にうまく説明できないという人も多いのではないでしょうか。ここでは、自分が経験してきた「リーダーシップ」をうまく説明する方法を紹介します。

目的をまずは説明する

 リーダーシップの定義は色々あると思いますが、一般的には「リーダーシップとは、自分でしっかりとした目的を持ち、人々を動かすことでその目的を達成する能力」という定義ではないでしょうか。その上で、リーダーシップを発揮するのに最初に必要となってくるのが目的です。ですから、まずは自分で持った目的について説明を行います。

 説明を行う際は、その目的をただ説明するのではなく、その目的が一体何を目指し、そしてどういった理由で、この目的を挙げることにしたのか具体的な例を交え、明確に説明する必要があるでしょう。

人を動かした方法についての説明

 目的を説明できたら、次はその目的に向かってどのように人を動かしていったのかを説明すべきです。人を動かす方法には、色々あると思います。しかし、自己PRの目的で説明を行うのであれば、能力の種類別に説明を行う方が効果的でしょう。

 人を動かす能力、すなわち対人能力をコミュケーション能力、影響力とモチベーションを与える能力に分解して、具体的な例を入れて説明を行います。また、それぞれの能力で説明する際には、以下の点について注意を払うべきでしょう。

 コミュケーション能力では、伝達手段としてどのようにして会話をおこなったのか。影響力では、どのように人に影響を与えたのか。モチベーションを与える能力では、モチベーションをどのようにして与えることができたのか。

 そして、それぞれの能力で失敗例や苦労した点を交え説明を行うことができれば、さらに良いと思います。なぜなら、書籍などから得た一時的な知識ではなく、実際に自分で経験し、身につけたこととして認識できるからです。


 リーダーシップを自己PRするときに、相手に納得させる具体例の説明方法は以下の通りです。説明するテーマは、自分の目的とその目的に向かって人をどう動かしたか。目的を説明する際には、何を目指し、どういった理由でこの目的を取り上げたのか明確に説明します。

 また、人を動かす方法の説明では、それぞれの対人能力の観点から失敗例や苦労した点も交え説明を行います。このようにしてリーダーシップについての説明を行うことで、自分が実際に体験し、獲得したリーダーシップだということをアピールできるでしょう。

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