仕事をしていると「753の法則」というものを聞いたことがある人はいるでしょう。これは「就職してから転職するまでの期間」のことで、高卒は7年、短大・専門卒は5年、大卒は3年と言われています。
なぜ、多くの人が早い段階で「会社に行きたくない…」と思い、退職の道を選ぶのでしょうか。ここでは、その考えが自分の甘えからくるものだった場合の対処法を紹介したいと思います。
ノートに書き出してみる
頭で原因を考えようとしても、仕事に行きたくないと思ってしまう原因は分かりません。ですから、頭で考えるのではなく、ノートに書きだしてみると良いでしょう。自分が仕事に行きたくない原因を、全部ピックアップしてみるのです。
そして、なぜそのような事が起こってしまったのかという、元々の原因を考えてみましょう。こうすれば、原因を追及する事が出来ます。しかし問題は、追及出来たそのあとなのです。
きちんと受け止められているかどうか
原因が追究出来た後、それが自分自身に起因するものだとしたら、素直に受け入れる事が出来るでしょうか。「いや、待てよ…。本当にこれは自分の原因なのだろうか…。もしかしたらあの時、○○さんが取ったあの行動こそが本当の原因なのでは…。」というように、他人を登場させてしまうでしょうか。言うまでもありませんが、他人に責任をなすりつける事と自分で責任を感じる事、どちらが好ましいかと言えば自分できちんと自覚する方です。
もしかしたら、本当に他人にも原因の一部があるのかもしれません。しかし、それを追求するよりも、自分の責任を自覚した方が、同じことを繰り返さずに済みます。もちろん、全てを自分の責任としてしょい込むのではありません。少しでも自分に直せるところがあるのだとしたら、自らの成長の為に受け止めるようにしましょう。
改善策を考える
原因を追究し、自らの責任を受け止めたら、次は改善策を考えるようにしましょう。ここまでがワンセットです。受け止めただけでは、次につながるステップへとはなりません。大切なのはこの改善策を講じた時に、自分が成長していく姿が思い浮かべられるかどうかです。
他人がどうかではなく、自分との闘いですから、自らに課題を課してそれをクリア出来たとしたら、それは喜ぶべき事ではないでしょうか。このように考えてもまだ、仕事に行きたくなかったとしたら、それは甘えではないと言えるかもしれません。
以上、自分の甘えから「仕事に行きたくない…」という感情が芽生えた際の対処法を紹介してきました。仕事は自分が思い描いているものばかりではなく、多くは自分が苦手としていることです。「会社に行きたくない…」と思ってしまうこともあるでしょうが、その思いを乗り越えた先に自分自身の成長が待っているのではないでしょうか。
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