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【タイプ別の改善策】仕事中の\"イライラする\"人におくるセルフコントロール術

Shingo Hirono

2014/05/06(最終更新日:2014/05/06)


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【タイプ別の改善策】仕事中の"イライラする"人におくるセルフコントロール術 1番目の画像
by digital cat 
 これは性格によるところが大きいのですが、仕事ですぐにイライラしてしまう人が少なくありません。性格ですので、同じような情況であってもイライラすることのない人もいるでしょう。また、イライラすることはあっても、上手くセルフコントロールできる人もいます。ここでは、仕事でイライラする3つの原因別に、その改善策を紹介します。

1. 時間が原因

 「仕事に関する時間」が原因でイライラするということがあります。締め切りや納期が気になってイライラしたり、自分で設定した時間目標を意識してイライラするというケースです。こういう人は仕事に対する意欲が強いという特長があり、そのイライラさえ解消できれば、仕事で大きく成長することができるでしょう。

 改善策としては、あまり高い目標設定をしないこと。思い切ってずっと低く設定し直してみましょう。また、納期や締め切りを気にしすぎる人は、そのタイムリミットにばかり目を向けるのではなく、ゴールに至るまでのスケジューリングを細かくすること。そして、1つ1つのスケジュールを毎朝確認することをおすすめします。

 ゴールではなく直近のスケジュールに意識を向け、「とりあえずそのスケジュールをクリアすればいい」と考えるようにすると、無用な焦りは生まれません。

2. 自分の能力が原因

 次に、自分の能力について、「どうしてこんなこともできないのだろう」とか「どうしてこんなつまらないミスをしたのだろう」と考えることでイライラするというケースもあります。前項と同様、こちらの原因も、仕事に対する高い意識、自分に対する厳しい評価から生じるものですので、それだけ高いポテンシャルを持っていると考えていいでしょう。

 改善策は、仕事の失敗や能力の不足ではなく、仕事の成果に目を向けるようにすること。「自分はこれだけの仕事をした。こうした成果をあげた」というポジティブ思考に変えるのです。それだけ自己に厳しく、仕事に真摯に取り組んでいるのですから、不足している能力よりも、仕事に生かせている能力のほうがずっと大きいはず。また、失敗よりも成功の方が多いでしょう。

 欠けているところに向けていた目を、満ちているところへ向ける。そうすればイライラすることがずっと少なくなるはずです。

3. 対人関係が原因

 対人関係もイライラの原因になります。部下が思うように動かない、取引先がこちらの説明を理解できない、などのケースがこれに当てはまります。よく言われることですが、「相手を変えることはできないが、自分を変えることはできる」、これが改善策です。

 部下が思うように動かないと思うなら、どうしたら動くようになるか考えましょう。取引先に理解してもらうにはどういう説明の仕方をしたらいいか、工夫してみましょう。そのように、自分の対応を変えることで、必要のないイライラから解放されることができるのです。


 イライラしながら仕事をして、良いことは一つもありません。上記の3つの方法を、参考にして、イライラを持ち込まずに仕事をするようにしましょう。

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