仕事でのミス、自分で起こさないようにしなくてはなりませんが時に起こることがあります。そんな時に誰かがミスに気が付き、訂正してくれると最小限の被害で食い止めることができ、自分にとっても会社にとっても良いことなのですが、誰にも気づかれず様々な人の業務の目をすり抜け、結果大きなミスになってしまうということがあるのです。
そういった仕事でのミスを連鎖させず最小限の被害で食い止めるためにするべきことについて考えてみます。
1.同じ部署同じ業務の数人でダブルチェックをする
例えば営業部門であれば営業マンと事務員や、販売部門であれば販売のリーダーと販売員などペアを決めて業務を進めていきます。単純なことをうっかり間違えてしまったりするのが人間です。
それ故に、ペアになった人が気が付けばその場で修正し大きな被害になることもないのです。また、細かい書類ならばマーカーやペンを使いチェックすることも効果的です。目視だけで間違いをチェックすると見逃すということが起こる可能性がありますが、一つ一つチェックすることで確認作業がより正しく行われるのです。
2.組織的に次に仕事が回る部門でも確認作業を行う
一定の部署や部門から発生した業務も、そのままお客様の元に出ていくものと次の部署や部門に回っていくものがあると思います。エンドユーザーであるお客様の手元に行くまでにミスがないようにするために社内で次に仕事が回ってくる部門でもその書類の指示などにおかしな点はないか確認するようにしましょう。
何も考えず指示通りに仕事をこなしていけばいい、というのは命とりです。確かに指示はあるかもしれませんがそれは間違った指示を出している可能性もあるのです。不安がよぎった時は確認する、会社をそういう流れのある組織にできるとミスを連鎖させず被害を食い止めることができるでしょう。
3.起こっているミスを共有する
最近よく起こっているミスを会議や朝礼の時に共有しましょう。誰が悪いとかそういうことではなく、だれにでも起こりうるミスとして知ることが大切です。同じミスをしないように気を付けることや、間違えやすい事案などは皆が共有することで気をつけ、ミスをしない、ミスを食い止める力に変わるはずです。
以上の3つの方法を見てきましたが、大切なのはミスを起こさないようにする環境づくりです。ミスというのは必ず起こってきてしまうものですが、それを極力減らしていけるよう気をつけていきましょう。
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