リーダーシップの能力は、複数の社員をまとめるためには、欠かすことのできない能力です。コミュニケーション能力は当然備えておかなければならない能力ですが、さらにその上のレベルであるリーダーシップ能力は、獲得は難しいものとなります。リーダーシップを発揮するためのポイントを具体例を考えながら見ていきましょう。
リーダーシップをとれてもよいリーダーとは限らない
リーダーシップをとることができても、自分の考えを人に押し付けたり、命令のみをするようなリーダーでは、良くないリーダーといわざるを得ません。チームの社員たちの信頼や尊敬を得るようなリーダーでなければ、お手本とはならないのです。
例えば、全く向上心のないリーダーや成長しようという態度が全く見られないリーダーに、ほかの社員たちがついていくはずがありません。チームのリーダーはあくまでも、ほかの社員のお手本となるような存在、またはリーダーの存在から自分も成長したいと思わせられるような存在であることが求められるのです。そんなリーダーになれれば、リーダーシップも発揮することができます。
チームの信頼を得るリーダーが真のリーダーシップを発揮する
真の意味でのリーダーシップを発揮するためにも、チームの社員たちの信頼を得ることは、重要なポイントになります。いくら業務の知識、経験が優れていたとしても、行動や態度が誠実でなければ、チームの信頼を得ることはできません。
具体例で言えば、約束の時間は守るとか、うまくいかないことを嘘などをついてごまかさないとか、行動や言動に責任を持つなどの対応になります。また、チームの社員たちは、それぞれ全く異なった考え方を持っています。そういった彼らの考えや発想を受け入れ、尊重してあげる態度もとても大切です
他の社員がやる気になれるような態度を示す
チームでの仕事がうまくいくか行かないかは、チームの団結力の強さによります。団結力が強ければ強いほど、チームの社員の士気も上がり、よい結果が出せる業務ができるはずです。そのためにも、目標をきちんと決め、それに対して情熱を持ってリーダーは取り組む必要があります。
どれだけの意気込みが今回の企画にはあるのか、または成功させたいからみんなでがんばろうというような熱意をほかの社員にも伝えましょう。また、ほかの社員が面倒で嫌がる仕事なども、リーダーが積極的に自ら取り組むことで、ほかの社員の自発性を促す効果なども生まれます。
以上の具体例などを見てきましたが、最も重要なポイントは何よりもチームのことを一番に考えるという姿勢です。チームの社員はその姿を見る事で、同じように仕事に一生懸命に取り組む事ができるのです。
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