HOMEビジネス \"ノート\"はミスを減らす万能薬!仕事でミスをしやすい人が「復習ノート」を使って改善する方法

\"ノート\"はミスを減らす万能薬!仕事でミスをしやすい人が「復習ノート」を使って改善する方法

Shingo Hirono

2014/05/05(最終更新日:2014/05/05)


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by seanmcgrath
 仕事でミスをしてしまったときは、それを反省し、ミスを少しでも減らす工夫、努力をしなければいけません。とは言っても、「ミスをしないように気をつけよう」と考えているだけでは、なかなか改善できません。

 仕事に取り組んでいるときには、その仕事を完遂することに集中するため、「ミス」に対する意識が希薄になるのが普通だからです。そのため、ただ意識を持つことによって改善することは困難。そこでおすすめしたいのが「仕事の復習ノート」を作成する方法です。仕事でミスをしやすい人は参考にしてください。

オフタイムに「1日の仕事の振り返り」をし、ノートを作る

 1日の仕事が終わったあと、帰りの電車でもいいですし、もちろん帰宅してからでも構いません。その日の仕事の振り返りをしてみましょう。そして、それをノートにするのです。もし、その日に何か仕事のミスをしたとすれば、それをノートのメインテーマにします。どんなミスをしたのか。どうしてそのミスは起こってしまったのか。どのように対処したか。上司や他のメンバーからどんなアドバイスをもらったかなど、できるだけ詳しく、「ミスを分析する」という意識で記録していきます。

 あくまでも1日の仕事の振り返りをして記録する「復習ノート」なのですから、記述するのはミスだけではありません。その日に行った仕事のすべてをノートするようにしましょう。うまくいった仕事についても、どうしてうまく行ったのか。今後、その成功をどう生かしていくかといったことも、記入していきます。「成功例」もまた、ミスを減らすために有用な情報になるからです。

翌朝、仕事を始める前に「復習ノート」をチェックする

 そうして作った「復習ノート」を、翌日、仕事を始める前にもう一度チェックしましょう。これも通勤の電車内でもいいですし、出社後にデスクで行っても構いません。とにかく仕事を始める前に、ノート見返して、もう一度「振り返り」をするのです。

 その日の仕事で同じようなミスを繰り返さないためでもありますし、再びチェックすることで、記憶に強く残すという効果が得られるのです。この効果が重要。「復習ノート」を作る、もっとも大きな意味がここにあります。

 記憶に深く刻まれれば、仕事をしている最中に「ミスをしないようにしよう」という意識をわざわざ持つ必要がなくなります。意識せずとも、自然にミスを避けようという心理が働くのです。この「無意識の意識」が、ミスを改善するためには有効です。ミスを意識して仕事の集中力がなくなることもないため、一石二鳥と言えるでしょう。


 上記の「復習ノート」は、行った仕事のすべてを記録するところがポイント。ミスの改善が出来るだけでなく、成功例を記録し記憶することで、仕事の成長を促進してくれます。誰にでもすぐに始められる方法ですので、まずは試してみてはいかがでしょうか。

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