仕事をうっかり忘れてしまうようなミスは誰にでも起こりうるミスですが、中には何度注意しても仕事を忘れてしまう人がいます。仕事を忘れるような人と一緒に仕事をしていると、あてにしていた作業を忘れられてしまったために、自分の仕事にまで影響が出てしまうことがあるでしょう。
仕事を忘れてしまうようなことを何度も繰り返す人達には、共通する特徴がいくつも見られます。その特徴的なポイントに対して有効な対策をすれば失敗を未然に防ぐことができますし、他人の特徴を自分への戒めとして活用することもできるでしょう。今回は、仕事を忘れてしまうできない人に共通するポイントを紹介します。
メモを取らない
驚くべきことに、仕事をすぐに忘れる出来ない人というのは、大事な仕事の予定であってもメモを取ることをしません。一般的な感覚からすれば信じがたいのですが、彼らは自分の記憶力を過大に評価しています。メモなど不要、という意識で生活をしているため、仕事に対する意識も低く、覚えておくべき重要な連絡事項を簡単に忘れてしまうのです。
目元は本来仕事を忘れやすい人ほど、重要なものでしょう。たとえ仕事を忘れるようなことがあったとしても、メモをこまめにとり、確認する習慣を身に着けていれば思い出すチャンスは何度もあるはずです。実際にそうすることで、自分の忘れっぽさをうまくコントロールしている人もいるのですから、メモの重要性は明らかと言えます。
メモを取らず仕事を忘れることの根本にあるのは、自分の能力への過信です。大したことのない自分ときっちり向き合うことをせず、記憶力や仕事力を過信しているうちは仕事を忘れるという問題を乗り越えることなど不可能でしょう。自分の記憶力が大したことが無いという事実を受け入れなければ、仕事を忘れてしまう状態を抜け出すことは出来ません。
責任感が無い
一般人の感覚からすれば、大事な仕事を忘れて周囲に迷惑をかけてしまう状況を想像するだけで焦りや恐怖を感じるもの。その感情は責任感があるからこそ生まれるものであり、果たすべき仕事を果たせないことに対する恐怖感でもあります。仕事を忘れてしまうできない人は、そもそも仕事に対する責任感が欠けているのです。
自分がやらなくても誰かがやる、いい加減に仕事をしてもかまわない、仕事を忘れるのは周囲のせいだ、などと自分の仕事の責任を放棄するような思考をしているため、いつまでたっても責任感を持たず仕事を忘れるミスを繰り返してしまいます。
仕事を忘れるのは誰にでもあることですが、それを防ぐ努力と忘れたときの対処によって、できる人とできない人は分かれます。仮に仕事を忘れたとしても誠意ある対応ができれば次に期待できますが、そうでなければ信頼を失ってしまうでしょう。仕事を忘れてしまうできない人の行動を参考にして、自分への教訓にしてください。
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