マルチタスクはいろいろな仕事を同時並行的にこなそうとするためのものであって、仕事が素早く処理できるようにするためには必要なものでありますが、マルチタスクを利用は非常に疲れるものです。では、なぜマルチタスクを利用することによって、疲れがたまりやすくなってしまうのでしょうか?今回はマルチタスクと疲れの関係性についてフォーカスしていこうと思います。
1.多くの仕事を処理することは通常よりも疲れやすい
マルチタスクで処理するときには、通常よりも多くの量の仕事をこなさなくてはならないことから、仕事の疲れもたまりやすくなるかと思います。マルチタスクはいろいろなことを瞬時に切り替えながら思考を凝らしていかなければならないものでありますから、一つのことをやるだけよりも、切り替えていろいろ考えていかなければならない分だけ余計にエネルギーを使ってしまいます。また、マルチタスクによって思考がいろいろと混ざり合ってしまうと、それを整理しなおすときにも随分とエネルギーを使ってしまいますので、そこにも疲労がたまる原因ができてしまいます。さらには、マルチタスクをしなければならないというときは、仕事量が多くなり、逼迫している状況下であることが多いので肉体的にも精神的にもより疲れる環境にあることも余計に疲れやすさを助長させるのです。
2.仕事の処理が追いつかなかったり、うまくいかない時の疲れ
マルチタスクと疲労の関係性について、次にあげられることは、あまりに多くの仕事を処理するときに、その処理が追いついてくれなかったりするときの疲れです。
仕事で休む時間もなく色々な情報を常に収集して、常に処理し続けなければならないのですが、多くのことを処理しようとして、別のことが疎かになったりすると、いろいろな作業が中途半端になったり、そもそもの仕事量が多すぎていたりマルチタスクがうまくできていないような環境でありますと、仕事の処理がうまく消化できないということがあります。それらの原因によって作業がうまく進んでいないという状況になってしまったりすると、仕事がうまくいっていないので、自分はダメな人間であるという風に感じるようになり、それがストレスなどになって疲れの原因となっていくのです。
できる限り多くのことを自力で処理をするために、マルチタスクを利用しても、処理ができていなければ、かえって多くのストレスと疲労を抱え込んでしまう結果になるのです。
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